研究してるヒトの売り場は、やはり、違うのです(w。

オイラは店長から、アソコの店の店長は、うちのPOSを覗いて研究している、と聞いていた店である。
化粧品専門店である。

もともと香水が得意カテゴリーの店である。

だが、一般ビューティも目を見張るものがあった。


不覚にもオイラはこう思ってしまった。


「オイラの売り場ちゃうん(w?」



まるで、自分が作った売り場であるかのような品揃え(w。そして、商品の配置。
他の身内の店は、バカ売れしている商品しか真似しないが、
ここは、
「実際は、あんまり売れないんです(w。」
的な商品も忠実に再現している(w。

ボディミストの種類もうちに引けを取らない充実度。


ライバル君は、この店のことを、かつてこう言った。
ライバル君「目の前にPL■ZAがあるから、何も出来ない。香水だけ。」
と。

しかし、オイラは自分の目で見て思った。

一つのカテゴリーをここまで充実させることが出来るなら、
この店は、PL■ZAを削っていける・・・と。

いや、今でも負けてないと。


オイラは、感動の余り普段でも十分過ぎるほど無口なのに、人見知りなのに、
余計に無口になってしまった。


この店の店長さんも良いヒトで、休日出勤中であった。


薬剤師A子や美容部員さん(見学会)が、
「今まで見た”うちの会社”の店の中で、一番面白い(w。」
という旨を伝え、いろいろ話をしていたが、
オイラは、一言も言葉を発することが出来なかった。


本当に泣きそうだった。
うちの店、いや、オイラの売り場を数字から研究し、実際に自分の店の売り場に反映させているヒトがいたのである。

店長「ちょっと覗いて研究させてもらってるよ。また奇抜な商品期待してるよ(w。」


オイラは、ある思いが込み上げてきた。
普段は、徹底した秘密主義なオイラ。
だが、このヒトには教えないといけない気がした。
知ってるかもしれないけど、オイラが言葉を発しないといけないと思った。

目の前にPL■ZAがあるなら、なおのこと教えてあげないといけない。
PL■ZAのある商品に関する盲点を・・・。PL■ZAを削れるあの商品を!!


オイラの普段の活動は、こういうヒトのためにあるのである・・・と、心底思った瞬間であった。
売り場から溢れるチャレンジ精神。
オイラが発掘するマニアック?な商品は、こういうヒトがいる店にこそふさわしい(w。

humigoro「○○○が扱えますよ、売れますよ。この店なら絶対に。うちのデータ覗いてみてください。」


”約束された勝利の商品”、この店長が置くかどうか?はわからんが、
とりあえず、伝えるだけは伝えた。



で、この店長、良くわかっていた。
うちの店と、”消店”と”やっつけたい店”が、いがみ合っていること。

そして、アソコで売れてるから、うちでもやろう、みたいな感じで、
同じことをすると、お客様を奪いあうだけになってしまうこと。
店独自で、商品を育てないといけないこと。


大ベテランなのだが、こんな考えを持っているヒトがいたことが、
オイラは無償に嬉しかった。
ただ、他店の真似しか出来ない”消店”。

そこに張り付かれているオイラ。

ここで挫けてはいけないのだ。
何食わぬ顔して、”消店”を振り切り、食えないヒト率いるエリアも振り切り、
”香水先進国”や”つけま先進国”との戦いにも勝利して、
お客様に、
”この店だけ、特別なんですか?他と全然違いますけど(w。”
と、感じて頂けるようにがんばりたい。

そして、その芽が早くも出そうである(w。