見学会 in 三■

さて今回は、神戸方面に出張見学会である。

メンバーは、オイラと薬剤師A子、美容部員さん(見学会)の3人。

店が変わったのに参加してくれる美容部員さん(見学会)には大感謝である。


本来の目的は、かの有名な某コスメ雑誌にクドい程登場するア■ンズ&ト■ペであった。


しかし、某チェーン店の進出を控えて、その店も見て来い指令が出た。


さらに、一度も見たことがなかった神戸地区の身内の店も、一度くらいは見ても良いだろうということで、
身内の店も回ることとなった。


それにしても、我が身内の店だが、どの店も店頭商品がほぼ同じってのは、




如何なものだろうか(w?




店も当たり前の商品しか置いていなくて、競合を出し抜いてやろう、などという意図は全く感じられなかった次第である。
こんなのでも、前年が出るのであるから、



実に不思議である。



で、この地区の”大特価の店”も見たのであるが、
店頭が身内の店と同じように、カゴにドサっと商品積んだだけなのであるが、
何故か、バラエティに富んで見えるのは気のせいだろうか?
いや、気のせいではない。
身内の店は、もっと研究が必要であろう。

オイラの売り場の経験から言うと、高さを取ったカゴ盛りよりも、もっと面積を使って広く、そして、低く売り場を作ったほうが、
いろいろあるように見えるように思う。
一見、高さで稼いで売り場面積を節約しているように見えるが、
実に、平面的で(高さがあるのに、平面的に見えるのである。)味気ない気がするし、
当社で使用しているカゴ什器のサイズが、少々大きすぎる気がする点も否めない。

何しか、研究不足である(w。


つまり、こういうことである。
上のヒトたちが大好きなボリューム感というモノだが、
”大特価の店”の方が、小さめのカゴに盛っているのに対して、
身内の店は、大きなカゴに盛っている。
単純に”ボリューム”という点に絞ると、身内の店の方がボリューム、つまり、体積はあるはずなのである。
しかし、”大特価の店”の方が、小さなカゴを使用しているので、商品自体は少量でパンパンである。
そして、そのカゴの数が多い、いや、多く見えるのだ。売り場が低いと。

お客様の視点で見ると(今回、オイラもお客様である(w)、一つの商品が一杯盛られているよりも、
少量であっても、カゴがたくさんある方が、
”たくさんあるなぁ”的な印象を持つと思う。

さらに、商品カテゴリーだが、”大特価の店”は、店の入り口から見える向きは、
ほぼお菓子類で固めていた。
なので、
”お菓子がいっぱい♪”
という印象である。

だが、身内の店は、いろんなカテゴリーの商品が混在しているため、
余計に品揃えが薄く見えてしまう気がせんでもない。


これを、うちの店でのお客様のリアクションに照らし合わせてみると、
少しだけだが、検証できて面白い。

オイラの売り場ってのは、良くこういうことを言われる。

お客様「何コレ。めっちゃあるやん(w。」

である。

ボディ系売り場やリップ、つけまつげなどで頻発するリアクションである。

実際、一杯無いのである。
そりゃ、普通よりは一杯あるのであるが・・・。
ある一定の基準に基づいて、ポイントを絞って品揃えを分厚くしているのである。

リップでは、安いリップってのは余り無い。
だが、1000円前後の品揃えは、おそらく界隈一である。

ボディ系売り場では、一般的な保湿用ローションなどは、最下段に追いやって、
徹底して香り系商品で、固めまくっている。
商品の種類の数は、”日本最大の店”に負けているかもしれない(勝ってるけど(w)、
だが、香り系商品に限ると、もう圧勝である。

店頭のヴィ■トリア売り場などは、売れ筋だけ置くようなセコい真似はしていない。
扱えるモノは全て置いている。

まず、今回感じたことだが、
こうした”品揃えの分厚さ感”を感じた店舗が2店舗あった。
一つは、この”大特価の店”の店頭お菓子。

もう一つは、
なんと身内の店であった。
溢れんばかりのフレグランス商材。
これを、店長は日本一と言っていたが、そこまでは行っていない(w。
しかし、この売り場には、意気込みというかプライドを感じずにはいられなかった。

身内の店には、もっと研究して欲しいものである。


さて、本来の目的のア■ンズ&ト■ペだが、
なんと、百貨店商品をドカンと扱っていた。そして、その取引先の会社は、梅田の某店と同じ。
この手の商品の問屋の大御所である。

”ヴィ■トリア問屋さん”には、是非、頑張って頂きたい。


で、指令を受けた某チェーン店だが、
店の広さの割りに、妙な品揃えであった。
ケラスターゼを、オイルだけでなくシャンプーやらいろいろと、棚2段くらい使用して展開。
オイラが好きそうな商品も、
「こんな展開では、売れんやろ(w。」
というような置き方なのだが、細かく散りばめられている。

身内の店の店長は、これを大した事無いと言う。
この店は、メーカー商品で滅茶苦茶してくるだけ・・・と。


しかし、オイラは違う。
この広さの店に、これを置く。
この意気込みを大いに買いたい。

さらに、この会社として、この商品を扱えるのであれば、
もし、売り場面積が広い店ならば、おそらくこんな具合になってくるであろう・・・。
これは、手に取るようにわかるのである。

そして、オイラはある商品に目が留まった。
humigoro「こんなのも置いてしまうのか(w?」

で、箱の裏を確認すると、



ヴィ■トリア問屋さん


である(笑。



さぁー、盛り上がってまいりましたよ(w。

”極めつけの問屋さん”と”ヴィ■トリア問屋さん”の商品を、店頭の安売りに混ぜ込もうと考える、店長の上のヒト。
しかし、”消店”は、この手の商品が苦手である。
某チェーン店が、もしうちの店も研究していたら・・・。
某チェーン店「ほぉ、この辺はこんな商品も売れるのか?」
という学習をしていたら・・・。


オイラは思っている。
うちの店は、”対身内の店最強”であると(w。

これをそっくりそのまま真似でもされたら、
”消店”の命は無い(笑。

本当に重要だったのだ。ヴィ■トリアさんという商品は。

だが、うちの店がバカ売りしたおかげ?で、またもや驚異的な特価セールが可能となった。

・・・うちの店だけで良いのに(w。うちの店は、ヴィ■トリアさんを、”消店”の10倍以上売っている。ボディバターも合わせると、20倍くらいである。


この特価セールは後で書くことにする。



で、我われ3人が、ついに身内の店を見て感動した瞬間に関して書くことにする。