誰が書いたのか?orどのように書いたのか?

さて、オイラは今はもうPOPを書く側の人間である。
なので、競合店を見たときも、
商品を見るのはもちろんのこと、POPも見るのである。

で、考えることは、


これ、どんな風に書いたのかなぁ?

ということである。

なので、感想は、

「ほほぉ、陰影はこんな具合につけるのか?」
とか、
「文字を枠で囲むだけでも、全然違って見えるのか?」
とか、
「あらかじめ文字の下を塗っておいた方が良い気がする。」
といった具合になる。


これは、オイラが自分の商品に対して、POPを書くことを想定しているから、こうなるのである。
実に自然だとオイラは思う。


だが、




これが身内の店のスタッフならば、どうなるのか?というと、


これ、誰が書いたの?


である。

先輩薬剤師さん曰く、
「あとから、そのヒトに聞こうと思ってるんとちゃうん?」

ということだが、オイラは違うと思う。

自分で書くことを想定していないから、こんなことを最初に言うのだと思う。
あるいは、このクオリティーを自分の店でも再現しないといけない、という自覚が無いのである。



先日、オイラと入れ替わりで、応援のスタッフが身内の店から来た。
”やっつけたい店”のスタッフである。

実に残念に感じた。

上のヒトがこれを言うのならば、まだわかる。

しかし、現場でPOPも書くであろう人間から、

「どのようにして・・・。」

という類の言葉が発せられることはなかったようである。

・・・この文字の重なり具合は、決まっているのか?
・・・こんなにカラフルで良いのか?
・・・一人が書いているのか?

他にもいろいろ浮かぶはずである。


オイラはさらに聞いてみた。

humigoro「セレクトショップhumigoroに関しては、何にも言わなかったの?」

言わなかったらしい(w。


オイラ的には、コッチの方がショックがデカイ。
・・・やはり、POPに行くのか?
と。

普通のドラッグストアには無い商品のオンパレードである。
そもそもシュ■ウエムラのエンドからして、少々おかしいはずである(w。
”やっつけたい店”と比較して・・・。
ポール■ジョーやナ■ズなどは、まったく目に入らなかったのであろうか?
自分の店でも置こうかな?とか、思わなかったのであろうか?


POP師匠「たぶん、何置いてるかわからないと思いますけど・・・。」

humigoro「それもそうかもしれん。しかし、わからなければ見るやろ(w。」

・・・見もしないようである。


かなり、悪く書くが、

お客さんですら、驚きの声を上げるこの売り場に対して、
現場の人間が、ノーリアクションってのは、お客様視点とかいう立場から見てもおかしな話なのである。

ボディケアの売り場一つとっても、全然違う品揃えなのだが、
そこも全く気づかなかったらしい。

店頭進出しているア■ールなど、3000円である。
普通は、
「こんなの売れるのか?」
くらいは思うはずである。

この商品が、”やっつけたい店”では売れ筋となっている
ガミ■シークレットよりも売れている商品である・・・という重大な事実に気づくきっかけすら掴めてない(w。
価格は、1.5倍で、それより売れる・・・オイラなら絶対に気づくけどな・・・。



つまりコレが、
商品を探し出し、自分のモノにする人間と、
与えられた商品が、たまたま売れるだけ、
の人間の決定的な差、
だとオイラは考えている。

POPにせよ、商品にせよ、
本部が与えてくれるのは、ごくごく一部である。

本気で、”大特価の店(北)”とやりあおうと思うならば、
自分で切り開いていかないといけない・・・はずである。



ちなみに、オイラが”やっつけたい店”に応援に行って、まず最初にしたこと。
POSデータから90%くらいは中身がわかっていたのであるが、
それでもなお、
売り場をくまなく見回して、
「ほほぉ、ここに置いてるこの商品があの売れ具合かぁ。」
とか、
「こんな目立つところにあるのに、全然売れてねぇな(w、展開方法間違ってるよねぇ(w。」
とかいうことを、チェックしたのである。

もう言い切れる。
彼よりも、オイラの方が、”やっつけたい店”の売り場を理解していると・・・(w。