信頼関係

さて、店に出入り禁止、とまでなってしまっているが、
おかまいなしにやってくる(たまに)”極めつけの問屋さん”。

”デカい店”を抜いて、おそらくうちの店が、この問屋さん的には、大口の取引先である。


今、大ヒット中のフェイスマスクがあるのであるが、
この商品が、問屋さんに入ってくる、という情報をオイラはゲットしていたのであるが、
どうも”消えて欲しい店”や”やっつけたい店”はそうではないらしい。

うちでは、何百と一気に発注を入れるのであるが、
向こうは、何十である。売れるのに。
おそらく、最大発注量ってのを理解していないのであろう。


”極めつけの問屋さん”「○日にお出し出来るようになりますので、■日に発注入れて頂ければ・・・。」

humigoro「じゃぁ、■日にガツンといれますので、何百って(w。」


こんなやり取りが頻繁になされているのである。

商品の確保、これもオイラの仕事である(w。


スタッフの力ってのは、何も人事考課表で測れるものだけではないのである。
むしろこの考課表で測れる能力は、利益にならない(w。力にならない。


オイラが仲良しな問屋さんってのは、マニアックな問屋さんばかりなのであるが、
これにも理由があるのである。

大手の問屋さんの取引先ってのは、一杯あるのである、だからこそ”大手”なのだが、
そんなところで出し抜いたところで、価格競争に負けることは目に見えている。
なので、陳列する商品ってのは、まず、他社では扱わない、扱えない商品となる。

さらに、そういう商品に手を出すと、次の敵は、”香水先進国”や”つけま先進国”である。

オイラ、そことは、価格競争する予定があるのである。

となると、マニアックな上に安く提供してくれる問屋さんがありがたい。

という訳で、オイラが仲良しな問屋さんであっても、それぞれ住み分けってのがあるのである。


そして、頼りになる商品担当さんが、何故に”頼りになる”という言葉が付いているのか?
というと、オイラのこういう考えを、言ってもいないのに理解しているところである。

humigoro「こんな商品、オイラは有難いですけど、置くところなんてうちだけちゃいます(w?」

という商品が最近多く、さらに頼んでもいないのに、さらに原価が安い問屋さんにスイッチしちゃう、とか(w。

そんな商品の中から、実際に、”香水先進国”や”つけま先進国”の品揃えの網を潜り抜ける商品も出現している。


うちの界隈での安売り競争ってのは、もうドラッグストアにありがちな商品が対象ではないのだ。
その辺に気が付いている?頼りになる商品担当さん。
実に、優れたアンテナの持ち主と言えるであろう。

そんなヒトと一緒に仕事している頼りにならない商品担当さんの心中もお察しする次第である(w。


で、オイラが”極めつけの問屋さん”などのマニアックな問屋さんを重要視するのは、
こうした次の安売り商材は、この手の問屋さんからやってくると睨んでいるし、
実際、そのような動向であるからである。

どこの店よりも、いち早く信頼関係を築き上げ、
「このヒトが言うのであれば・・・。」
というポジションを確立すること。


別に挨拶に来てくれる必要はない。
情報をくれればソレで良い(w。

なので、オイラと”極めつけの問屋さん”とのやり取りはFaxである(w。

「じゃぁ、いつも通りFaxでお願いします(w。」

である。


新規開拓ってのは、何もお客様が相手とは限らない。
頼りになる商品担当さんが、開いた扉を閉じないようにすること、これもオイラの仕事である(w。