推売の鬼、出動
さて、”やっつけたい店”にかなりお金持ちな外国人軍団が来る、
ということで、うちの推売の鬼(通訳)が出張することとなった。
それを終えて、彼女がオイラに言ったこと。
推売の鬼「シュウ■エムラ、めっちゃ聞かれたよ、けど、向こうには無いんだけどね(w。」
humigoro「こっちには、たくさんあるって言った(w?」
推売の鬼「言ったけど、ガイドさんがどっか連れて行った。」
さらに、
humigoro「で、具体的にはどんな商品聞かれたん?」
推売の鬼「アレとかアレとか。」
humigoro「店長、極めつけの問屋さんにアプローチしてみましょうか?」
店長「そうやなぁ、お願い(w。」
という循環がうちの店。
”やっつけたい店”は一体どうするのだろうか?
導入するのだろうか?
そもそも扱えることすら知らないし、さらにそもそも推売の鬼から、このブランドを聞かれたことすら、聞かされていないかもしれない。
今回の出張は、会社の上のヒトからの指令だったのであるが、
いくら、推売の鬼とはいえ、
無いものは売れない
のである。
そして、この商品、さすが”極めつけの問屋さん”だけあって、なかなか入荷しない商品が多い(w。
うちのPOSデータをチェックしていれば・・・。
とか思ってしまう。
会社的には、品切れを減らして機会ロスを防ぐように言われるのであるが、
こういうのを聞くとちゃんちゃらおかしく聞こえてしまう。
きちんと、陳列場所が設定されている定番商品。
これが無くなっていることは、誰でもわかる。
しかし、そこに無い商品がある。
これは当たり前のことである。世間一般に存在しているほぼ無限の商品全てを扱うことなど不可能である。
だが、
逃しすぎである(笑)。
で、これにより露骨に変わる数字ってのは、粗利率である。
外国人が資生堂ばかり買う時代ではもうない。
確かに今もメインは資生堂かもしれんが、他にもあるのである。
古い、あらゆる意味で古い。
日本人客向けに店をつくるなら、それはそれで・・・、
外国人客向けにつくるなら、それはそれで・・・、
何故、本気でやらないのか(w?
これだから、交通量に恵まれている店は困るのである。
そこのデータってのが、何の役にも立たないのだ(w。
くどいが、無いものは売れない。
だが、全国的なPOSデータに上がらないような商品を、
密かに売っている要注意店舗ってのは、オイラ、いくつか押さえている。
デカい店、調子の良い店、売り上げがデカい店などが、
最先端とは限らない。
ってか、むしろ逆の方が多い気がする(w。
頑張る必要がある店、何とかしたいと思ったスタッフがいる店、ヒトの真似をするのが嫌いな店(w、この辺が要注目店舗なのである。