ライバル君去る

同じタイトルで以前書いたが、まぁ半年ほどであった。

この間、オイラは店頭を作ったり、セレクトショップhumigoroを作ったりと大忙しであった。
が、その仕事のほとんどは、会社の意向に沿うものではなく(w、オイラ独自の仕事であった。
だから、オイラの評価が上がることはないのである。

実につまらん(w。

この半年、オイラはヒット商品を連続で掘り当て続けた期間となった。

ドラッグストアとの差別化を図るあまり、敵がバラエティショップへと移行した。
その結果、敵の品揃えを縫うように避けるオイラの商品知識は、
ガチンコ勝負するための知識となってしまったのである(w。

それでもバラエティショップを避けるために導入していった百貨店ブランドは、
ついに”香水先進国”をも出し抜き始めることとなる。

そんな商品は、本日も売れてしまった。
外国人に。
外国人は知っていたのである(w。このブランドを。
一気に1万円コースであった。

これがなければ、500円コースだった(w。


別に、オイラ、この半年がオイラの集大成だった、といっても問題ないレベルの仕事をしてしまったつもりである。
うちの会社のどこに、有名ディスカウントストアを2店舗も相手にして、商品揃えられるヒトがいるだろうか?
うち一つは、”つけま先進国”。どこのメーカーもまずこの店で、商品の味見をする。つまり、ここの”つけま”は、
必ず最新なのである。
もう一つは、”香水先進国”。香水の安売りと言えばこの店である。ほかにもサロン系商品やら百貨店ブランドなどを安く提供する店。
さらに、各ドラッグストアの顔的なデカい店が並ぶうちの界隈で、あまり顔とは言いがたい(wうちの店。
売り場面積的にも負けてるうちが、どうやって差別化し、お客さんを呼び込むか・・・?


神業と言っても良いだろう・・・と個人的には思う。


そもそも、”つけま先進国”やら”香水先進国”やらとガチンコ勝負しよう、なんて、思うスタッフがいないであろう。
やる前から、やっても負けると思うだろう。
そりゃ商品1つや2つは勝つかもしれん。
しかし、向こうに頻繁に偵察に来られるような戦いを繰り広げるのは、容易ではないはずである。
まぁ売れるものがわかっていれば、楽な話なのだが、
差別化における商品セレクトは、本当に雲を掴む様なもので、売れるのかどうかもわからん場合が多いのである。
だからこそ、差別化商品足りうるのであるが・・・。

実際、失敗した商品もあるのである。
しかし、その失敗も糧にして、より精度を高めて行ったのが、セレクトショップhumigoro。

薬、メーカーの商品、これらにより差別化なんて、相当難しい話である。
しかし、一般ビューティなら話は別。
だから、オイラの仕事は重大であった。

たったの、50cmほどの幅で、お客さんをビックリさせる、そんな商品を選ばないとイカンのである。


もうオイラが、あと2年もこの店にい続ければ、
うちの店は、ほかの身内の店とは、全く異なった売り場となるであろう。

バイト君なんて、
「やっぱりここは外国人の店ですね。」
なんて言うのであるが、全く違うのである。
外国人は、来ちゃうんだからしょうがない店、なのである。

品揃えはバリバリの日本人向け。

周りのドラッグストアには、置いてない商品のオンパレードなのである(w。

ライバル君などは、
「手段は選んでられない。」
なんて言うが、こんなことそう易々と言うべきではないとオイラは思う。
なぜなら、今やっていたことが、そのレベルに達していないからである(w。
やろうと思えば、もっと出来る。その程度のレベルでこのようなことを言うようでは・・・。

我々は売り場づくりのプロでなくてはならないのだから、
普段から手段は選んでられない・・・ようなレベルのことをせんとイカンと思うのだが、
なぜか、彼ら的には、安売りすることが手段は選んでられないことになるようである。

手段を選ばないどころか、選ぶ選択肢すらないのだから(w。