お客さんが今欲しいもの
さて、コレは新店長が知り合い君に言ったことである。
店頭の商品はこういうものではならない、ということで、一見、ごもっともな意見である。
本日の日記は、やけに新店長に突っかかる内容が多いが、
オイラは散々言われ続けて来たのである。
外国人相手の商売云々・・・(w。
オイラはうちの店の品揃えが、生粋の日本人向けの品揃えであることに、
結構自信を持っているので、実に腹立たしいのである。
来るんだから仕方ない(笑)。
こうとしか言いようが無い。
しかし、ライバル君もやってきて、この件に関して我々は同意見である。
特別に売り場を用意する必要はない。
在庫があればそれでよいのだ、という感じである。
ライバル君が”やっつけたい店”から”消えて欲しい店”に移ったときに言われたことでもあるらしい。
日本人向けの売り場にしろ!!
しかし結果はどうだったか・・・。
だが、今、うちの店にはこう考える人間が2人いるからな(w。
絶対にブレさせるようなことはしない、今度こそ。
タイトルの話だが、今お客さんが必要なものである。
これって酷く傲慢に聞こえないでしょうか(w?
オイラには傲慢に聞こえる。
人通りは減ったとは言え、かなりの数の人間が店の前を通り過ぎるのは間違いない。
ヒトの好みもそれぞれ、生活スタイルも千差万別。
そんな中、”お客さんが必要なもの”として、店頭に商品を並べる。
humigoro「”お客さんが必要なもの”って、そもそも無いんだけどねぇ(w。」
薬剤師A子「無い無い(w。」
微妙な言葉のニュアンスの問題かもしれんが、今時の日本で必要なもの・・・って何?
とオイラは思う。
仮にコレを洗顔フォームだとしよう。
すると、おそらく自動的にパー■ェクトホイップとなるであろう、一番売れるしな。
けど、全てのお客さんがパー■ェクトホイップを使う訳でもないことも事実。
ここが大いに問題を孕んでいるのである。
”お客さんが必要なもの”という縛りの下で、商品を選択すると、
必然的に世間的に最も売れてる・・・という類の商品になる。
すると、
郊外のドラッグストアとなんら変わることの無い品揃え
という路線に向かっていくこととなるであろう。
おそらく、ほとんどのお客さんがわざわざ電車に乗ってまで来るのである。
これでは少々インパクトに欠けるし、
オイラが良く書く、
”売れる商品ってのは、どこでも置いてるしな”
ということにも当て嵌まってしまう。
で、こうした商品ってのは、価格競争の波に飲まれまくっているので、
店側の利益もすこぶる薄い(w。
彼が、店頭商品をこうした”お客さんが必要としているもの”路線を取る限り、
うちの店はある程度安泰であろう(w。
オイラはこんな路線である。
お客さんが、”欲しい♪”と思うもの(別に買ってくれなくても良い)
という路線。同じようだが、微妙に違うのだ。
例えば、中学生くらいの女の子が、ヴィ■トリアさんの匂いを嗅いで見て、
「これ、めっちゃイイ匂い〜♪。けど、高い〜(w。」
というようなリアクションをする感じである。
これが少々お金を稼いでいる女性ならば、
「何コレ、めっちゃ安いで〜(絶叫。」
となるのである。
ボディミストなんて、”必要なもの”というよりは、少々の贅沢品のようにオイラは感じる。
別に無くても困らんしな(w。
こういう違い・・・わかりにくいか・・・orz。