日本人天国(2)
さらに、軸になるジャンル・・・毛染め。
うちは、競合と比較して、このジャンルの価格が高い。
このジャンル、ひとつの商品でも種類が多いからな。色別に・・・。
まるでつけまつげである。
ということは、応用が出来るはずなのだ(w。
不利な売り場が、不利なまんま・・・これには、それ相応の理由があるのである。
さて、オイラがこの毛染めというジャンルの価格を崩そうと考える理由である。
同じく不利な売り場にあるジャンルで、シャンプー類がある。
普通のヒトが、売り上げをとるために考えると、おそらくシャンプー類を価格崩壊させるはずである。
しかし、それは得策ではない。
まず、赤字額がデカ過ぎることが一つ。
そして、赤字額がデカ過ぎる上に、シャンプーってのは、日本人客であっても、
大量買い
が発生する(笑)。
家族シャンプー的なものは、ほとんどそうである。
だが、毛染めはどうだろうか?
ほぼ個人使用ってか、まず個人使用である(w。
大量買いするにしても、まず個人使用、なので、その数にも限界がある。
次が大事なのだが、
安い癖に売れない
ということである。
シャンプーなんて、下手したらケース買いが発生しかねないからな(w。
それと比較すると、毛染めではまずそんなことはない。
価格破壊させるならば、毛染めである。
そして、何より客層に合っている。
客層に合っていて、安く展開することにより売り上げが取れ、なおかつ、赤字もそれなりに抑えることが可能であること。
そんな都合の良い条件をクリアできるジャンル・・・それが毛染め。
”日本最大の店”も上手いこと考えたものである。
彼らがオイラと同じことを考えていたかどうか?は不明であるが、
向こうだって、安く売りたくは無いはずである。出来れば高く売りたいはずだ。
特に競合よりも際立って安くする必要もないはずである。
しかし、現実は、際立って安いのだ。
つまり、それ相当の見返りがあるのである。
さて、そうなると利益を確保するための商品ってのが必要になるのであるが、
それはもう見つけてある。大して売れる必要は全く無いのだから。ポツポツ売れてくれればそれで良い。