POP師匠

さて、バイトさん(POP職人)だが、急遽、


POP師匠


となった(w。


humigoro「見てみて(w、これおっちゃんが書いてんけど・・・どう?」

POP師匠「えぇ〜っ、これhumigoroさんが書いたんですかぁ〜?」


字が下手くそなオイラ。
直線が書けないオイラ。

しかし、POPはなんとかなるのではなかろうか?
そんな気がして、今、POPに真剣である。

うちの会社の普通のヒトは、書けるヒトに頼むことが多いようである。
しかし、オイラ的にはこう思うのが普通である。


売り場を作るとき、
商品選びました。
綺麗に並べました。
けど、値札は規定の普通の小さいやつ・・・。

一時期はこのシンプルさを良しとしていたのであるが、
POP師匠のPOPを見せつけられて、一発発起(笑)。


・・・おっちゃんも、こんなかわいいのが書きたい(w。


という訳で、徹夜作業である。

今回の商品は、もうオイラが大好きな商品ばかりを集めた、またもや、バラエティ顔負けの売り場である。
しかも、集客台メインのオイラには珍しく、60cm幅のエンドである。


・・・おっちゃんは・・・大いに燃えた(w。


メインの商品の展開例の写真を事前に貰っていた。

そのとき、一緒に写っていた商品は・・・うちの抜け駆けトリートメント・・・。
それをきっかけに、

・・・よそは、この商品と一緒に置いているのか?となると、自動的に、このような商品構成となるのが自然だとう・・・。


そこで登場したのは、これまた完全抜け駆け商品、ロ■ッタのヘアメイクラインである。
商品自体が、非常にかわいいこの商品。
普通の値札、規定のPOP用紙にパソコンで記入・・・そんなことが、




許されるはずはない(笑)。



今回は、装飾もいつもとは違う趣向を取り入れた。
ってか、いつも何かしらを取り入れるので、変化するのであるが・・・。

今回は、”競合(北)”(おそらくこの店には、プロがいると思われる。)を参考にした。
この店は、不織布の細工が上手いのである。
オイラは、うちの店に来たメーカーの陳列担当のヒトの細工を、見よう見まねで真似していたのであるが、
ここはさらに上を行っていた。
オイラがやりたかった不織布の細工にボリューム感があったのである。

という訳で、オイラはボリューム感を出すために試行錯誤し、とりあえず、狙い通り?のものを作った。


チョイスした不織布の模様も言うこと無しである。
バラエティ的な商品のデザインと見事?にマッチしている。

さて、ここまでは出来るのである。


まるで、どっかのお店みたいだ(笑)♪


当然、うちの店もお店であるには違いないのであるが(w、とうとう他店の装飾と比較して遜色ないレベルではなかろうか?という売り場を作ることに成功した。
ライバル君が、うちの店にやってきて、オイラの場所で陳列を行う、という屈辱を味わって以来、個人的に研究を重ねてきた成果である。
他のヒトは、

「そこまで手間掛けんでも・・・。」

と言うであろう。
しかし、商品に見合った装飾ってのは必要である。
そうでないと、定価で売るなんて夢のまた夢(w。

逆に、今のオイラには、掛けるだけの手間を知っているのだ。
こんな風に考えている。

・・・すげぇよ、すげぇよオレ。

独学で、ここまで到達したことに、とりあえず満足しつつも、
このままでは、この売り場は完成しないこともわかっていた。


ここまでやってみて思うのであるが、本当に手間隙掛かるようである。
こんなレベルの売り場、徹夜作業で作らずに、いつ作れると言うのであろうか?
営業中は、お客さんがいるのである。
絶対に無理だ。


で、営業時間開始と同時に、オイラはPOPの作成に取り掛かった。
今回は、小さいPOPなので、ほとんどパソコンで書いてる癖に、手書きに見えて仕方ない手法はとれない。
そもそも使用するのが、売られているPOP用の特殊な形をしたものなので、プリンターでは印刷出来ない。


オイラは、当時バイトさん(POP職人)の作風を参考にしながら、見よう見真似で書いてみた。

すると、どうでしょう?
それなりの雰囲気は出ている。


薬剤師A子「すご〜い、上手になってるぅ(w。」

これだけでも、かなり上達したように見えるようだった。

しかし、ここからがオイラの真骨頂。

全部で、10枚近く書いたのであるが、
この10枚の間で、レベルがグングン上がる(w。

さすがに、レベル1からのスタートは違う。

そして、最後の10枚目。
これはこれで問題なのだが、
最初の1枚目と、全然クオリティーが違う(w。


そして、売り場が完成したところで、POP師匠の登場である。

humigoro「見てみて(w、これおっちゃんが書いてんけど・・・どう?」
と、言う感じで、冒頭の台詞のやり取りとなる。


で、このPOPだが、女性スタッフが目を白黒させるほどの出来だった。


humigoroは、やっとスタートラインに立ったのである。

今まで、字が汚いから・・・と敬遠してきたPOP。
気の利いた一言が思いつかないから敬遠してきたPOP。


しかし、
売り場を企画し、商品選ぶ、


オイラが書かなくて、誰が書けるというのか(笑)?

何故、この商品が、ここに存在するのか?説明出来るのはオイラのみ。

ちなみに、POP師匠とオイラは、10歳程年が離れている。
こんなギャルに、

「先生、どうっすか?」

とか聞いてるオイラ。

思わぬ展開である(w。