この1年を振り返る(2)

店内にて利益を生む構造が必要である。
この課題を達成するために、オイラはある商品群に目を付けた。

当時、あまりこの辺に詳しくなかったのだが、このブログで言うところの、

”大人の事情商品”


である。

さらに、店頭売り場のマンネリ化を防ぐために、
当時、4桁以上の商品を置くな、と言われていたにも関わらず、オイラは堂々そうした商品を置いた。
3000円クラス商品の台頭である(w。

すでに、”破壊したい店”や”やっつけたい店”に対して、うちの品揃えが古い・・・というか、新しいモノが無い、ということはわかっていたので、すぐさま追いつけ、とばかりにガンガン商品を導入。すぐに店頭にて売れるポテンシャルをチェックしていた。

この方法は、今も健在である。

そんな中から、ついにヒット商品をモノにする。

当時、オイラは自分の仕事を、他のヒトにも知って欲しい気持ちが強かったので、この商品を他店に教えてしまった。
で、それを叩き売られてしまうこととなる。
ここから、オイラと”破壊したい店”との水面下でのバトルが始まることとなる(w。

他にも、オイラが利益を取ろうと敢えて定価で販売している商品を、尽く価格を崩されたりしていた。
別に向こうの自由であるのだが、

うちが最初に置き出したのに・・・とかいうくだらないことにも腹を立てていたものである。


ここで折れなかったオイラを、1年後のオイラは大いに褒めたいと思う(笑)。


”破壊したい店”や”日本最大の店”などとの、売り場の違いを利用し、何とか定価で売ろうと模索していた時期でもある。


で、さらにヒット商品をモノにした。
この商品の売れ数が、”やっつけたい店”や”破壊したい店”と同等であったこと。

これが後々、

店の売り上げでは勝てないが、特定のジャンルでは勝てるのではなかろうか?

と、オイラに思わせるきっかけとなる。

ちなみに、油田売り場はもうすでに存在していた。

しかし、この同等数売った商品も、”破壊したい店”や”やっつけたい店”には本部からの送り込みがあったのである。
うちには無かった(w。

こんな具合で、上記2店舗には送られてくるヒット商品が、うちには来ない、というところから、


オイラは、


やたらと商品に詳しくなっていくのである(w。



道1本で繋がるうちの店、”破壊したい店”、”やっつけたい店”。


・・・このままでは、うちの店は、これら2店舗に沈められてしまう。

そんな危機感を感じた。