意味無い展開

さて、そのリップの最上段に今、あるメーカーの商品が並んでいる。
その売れ数を確認して見た・・・。


4個


実に残念な数である(w。
1ヶ月かけて、たったの4個。



あってはならない数字



である。
これがメーカーの力である。
バンバンTVCM入ってる商品はまだ良い。
普通のヒトは、そこまで知らない?的な商品になると、さっぱりなのだ。



その一方、オイラが抜け駆け発注に成功した別の商品。
こちらは、似たような価格であるにも関わらず、その3倍ほど売れている。
で、これが3種類あり、どれも似た売れ行きである。
つまり、9倍ほど売れているのだ。


これがオイラがメーカーの商品を展開したくない理由だったりする。


メーカーってのは、自分たちが売りたい売りたい、そんな商品には力を入れるが、それがうちの客層にさっぱりマッチしていない。
あろうことか、売れ筋商品はしっかりと漏らすのである。

その代表格が、とあるブラシ。

オイラは、発売前から利益が無いにも関わらず、

「これは絶対に売れるから・・・。」

と言ってデカく展開したのであるが、あろうことか生産追いつかず・・・長期欠品。

世の中的に、ブラシブームだったことをさっぱり理解していなかったのだ(w。


そんな彼らがやることは、SKUをいたずらに増やし、売り場を占拠することのみ・・・。


そして、ドラッグストアってのは、こういう売れるポテンシャルの無い商品を、大人の事情により嫌々展開せざるを得ない事情があったりする。
これが非常に重たいのだ(w。

単純に

「こっちの方が売れるやろ。話題性もあるやろ。」
この単純明快な理由ってのが、売り場作りの根拠にならないのである。