客数大臣

もしくは、客数奉行でも良いのであるが、
何故かオイラが任命されてしまった。

オイラが普段やっていることってのは、客数を稼ぐのとは、むしろ逆のことをやっている。


客を選ぶ


ということを商品を使ってやっているのだ。

熱い商品を買うヒトってのは、こういう商品を買うだろう・・・そんな仮説に基づいて品揃えを深めているのである。
興味の無いヒトにとっては、どうでも良いのであるが、このチョイスが、自分で言うのも何だが絶妙なのだろう(笑)。


それはさておき、とりあえず任命されてしまったからには、オイラもサラリーマンである。
ひたすら客数を稼ぐのみ。

だが、ここで安売り商品ばかりを並べて、意味の無い客数を稼いでも、これでは”やっつけたい店2”と同じになってしまう。
やはり、店頭でこのジャンルの商品を買ってもらって、中に入ったら、こういうものも買うだろう、見るだろう、そんなチョイスをする必要がある。
ちなみに、”やっつけたい店2”の大臣は、ライバル君である。



腕の違い


を見せつける大チャンスである(笑)。

ただ単に、目の前の商品の売れ数しか見ない人間と、
目の前の商品が売れなくても、別のが売れたらイイじゃん。で、実際そう出来るヒトとの差を見せつけるつもりだったりする。


だが誰も気づかないだろう(笑)。


そして、またまた競合店の方が、先に気がついて真似されてしまうかもしれない。

だが、



そこがイイ


これこそが、オイラの仕事の確かさを物語っていると思われる。
と自分で言ってしまう辺り、オイラはまだまだノッていると思う。