季節感の演出とやら・・・
季節感の演出・・・本を読むと書いてあったり、上のヒトが良く言うことである。
だが、カイロが1個200円前後だとして、油田商品は1200円くらいである。
カイロが5個売れる間に、油田商品は5個くらい売れる・・・、
それくらいの速度差がある。
どちらを優先すべきか?
去年の実績からすると、寒くて寒くて仕方ないとき以外、油田商品sがカイロに負けることはないのだ。
さて、季節感の演出だが、あのL■ftですら、エレベーター上がってすぐにある集客台にて、商品まとめる程度である。
彼らの凄いところは、その品揃えが徹底しているところだ。
まぁバラエティショップなので、商品には事欠かないと思われるが、まぁドラッグストアみたいに、カイロ並べて冬の売り場出来ました・・・というレベルではない。
そう、うちの会社の低レベルなところは、カイロ並べて季節感が出た、良し良し、とするところである。
夏ならば、冷却グッズと日焼け止めである。
この点に置いても、
商品を知らない
という部分が出ているのだ。
カイロなんて・・・日焼け止めなんて・・・
どこでも置いてる
のである(笑)。
オイラは、こういうのを目の当たりにする度に思うのだが、
うちの会社の上のヒトたちってのは、
優し過ぎる
のだ(笑)。社員には厳しいが、
競合他社に対して、これ以上ないくらい優し過ぎるのである。
夏の場合、売り場面積をフル活用して、日焼け止めを店頭にて展開する”日本最大の店”。それに対して、うちも同じことをすれば、面積で負けてる分、きっちり負けてしまう。
道路の構造上、”日本最大の店”をまず見て、次にうちの店を見るようになっている。
どう見てもうちが見劣りする
のは目に見えている。
そこで登場したのが店頭付けまつ毛売り場。
季節とはまったく関係ない。強力な商品をそのまんま展開したのだ。
さらに、ドラッグストアでは滅多に見ることが出来ない、店頭におけるネイル関連商品の展開。
ネイルは夏
これを知ってて、実行した人間が何人いるだろうか?
化粧品の店が、夏に展開すべき商品はネイル関連商品なのだ。
エンドに組み込まれていて、それが売れてます、そんなレベルではなく、
ネイルでキッチリ勝負した店がどんだけあるか・・・?。
ネイルで他店を圧倒しようとした店がどんだけあるか・・・?。
そして、今。季節は冬。
冬と言うと、カイロに代表される温熱用具。
これを展開して、季節感出ましたね・・・、
ヌル過ぎる(笑)。
カイロなんてどこでも出すのである。
お客さんが、わざわざ電車に乗って、な■ばに出てきて、
カイロ
は無いだろう、とオイラは思う。
地元のドラッグストアでも置いてるだろう。
オイラは、都会の店ってのは、季節感よりも、都会っぽさ、ってやつをアピールすべきだと思う次第である。
なので、カイロは隅っこに置いてれば十分で、それよりも入浴剤の方が都会っぽい。
ちなみに、入浴剤といっても、バブとかバスクリンではなく、分包タイプの小さいやつである。
まぁその売り場が、近々出来るので、その辺は安心している。
そして、うちの店で最も季節感漂うのが、オイラがガチンコで作成したボディ系売り場である。
どこの店よりも数多く売っているシアバター系商品、香り系のボディバターなど。
こういう商品を3重4重にも巡らしてこそ、季節感・・・みたいなものが完成するのである。
商品知らないヒトは、カイロ並べただけで満足するのであろう(笑)。
その代償となった新・油田売り場。
よその店のヒトが見たら、きっとこう思うだろう。
「おいおい、○○があんな商品置きだしたで。あれって売れるんか?」
こうでなくてはならない。
同じ都会で店員やってる人間が見ても、あれって・・・?と思う商品展開。
妙な商品をデカく展開するスタイルがしばらく続いているうちの店。
よその店のヒトが、このカイロ売り場を見たら、
安心
することは間違いない(笑)。