売り場担当制の限界

さて、オイラは売り場店頭制に批判的だが、こういう種類の人間がいれば、別にかまわない。


全ての売り場、全てのジャンルの売れ筋を把握しており、この商品は1日○個、あれは■個くらい売れれば御の字。


みたいなことを知ってる人間がいれば、全然問題ない。
だが、売り場を個別に担当すると、それは個人にはなかなかわかるものではない。担当箇所ならいざ知らず。


基本的に洗顔フォームとか、シャンプーとかが一番数が出るのである。
となると、
「何か売れてるの無い?」
と聞かれると、やっぱり、洗顔フォームとかが挙がってしまうのである。
けど、こういう商品から店頭商品を選ぶと、もう赤字商品のオンパレードである(w。

美容マスクはクリアターンしか知らないと、いつまで経ってもこの赤字商品から抜け出すことは出来ない。


うちの店の場合、売り上げのキーになっている単品メイクをオイラが担当していて、単品メイクのみでゴールデンな売り場を作り、さらに、集客台まで担当している兼ね合いから、シャンプーやら洗顔フォームまで知ってたり、さらに、よその店まで観察してる。加えて、この冬はボディ、ハンドクリームまで担当することになってるので、ここにきてとうとう、


一般の化粧品関連を全てチェック


することとなっている。

このジャンルで一番利益を出すのはコレ、みたいなものが明確にわかっていたりする。数は当然である。


うちの会社で、おそらくここまでチェックしている人間は、


ほとんどいないであろう(w。


会社の送ってくる売れ筋情報は、値下げした商品がほとんどなので、利益を稼ぐという点からは全く参考にならない。


転職試験に落ちて以来、一応本気で今の仕事に取り組んできた。
最初は、新製品を揃える。品揃えを充実させることころからスタートした。
口コミサイトや雑誌に載ってるというだけで売れると思うことは間違いであることを知った。
L■ftなんかが、どうやって定価で商品を売っているのか観察し続けた。
ドラッグストア的な陳列を、定価で売れる商品で行うのは不利であることを学んだ。
熱い商品を探しにショッ■インにも通い続けている。
夜な夜な売り場を作ることも今では普通となった(笑)。
どんな風に並べれば、全く売れない・・・という状況に陥らずに済むのか?わかってきた。


人通りが少ないうちの店で、売り上げと利益を両方とも獲得しようと思ったら、
シャンプー詰め替え売ってる場合ではない(w、と確信するに至った。


オイラ、トンでもない実力が付いてしまっていると、自分で思っている・・・売り場に関しては(w。

さて、シャンプー詰め替えもあらかた売り切り、新しい月度が始まったのだが、
やはり、外国人激減で予算的には厳しいのだが、



トンでもない高粗利率で数字は推移



している。