粗利予算の危機

うちの店は、売り上げ予算のみならず、粗利予算も達成してきた数少ない店である(笑)。

さて、今月度だが、○王フェアと題するイベントのせいで、在庫を捌くため、ありえない安売りの連続であった。
強制的に送られてきた商品量がハンパではなかったのである。
おかげで粗利額は少ない。それでも何とかやってきたが、最終的に、


店長「粗利額が○○足らんわ。」

humigoro「粗利はもう駄目かもしれませんね。」


オイラは瞬時にそろばんを弾いたのであるが、
あの商品やらあの商品・・・普段は安売りなんてしない、そもそも置きすらしない商品を捌くために削った粗利額を足し合わせると、
丁度、それくらいになるようである。

オイラは、会社にうちの店を潰されたと思っている。

もっと良い商品があるのに、なさけない商品を店頭で売らなければならない。
メリットなんて売っても、こっちには何のメリットも無い(w。
新・油田売り場を構えるうちの店において、家族シャンプーなんて安売りしても、本当にメリットは無いのである。

こういうどこでも置いてる商品を、都会の店で大量に捌こうと思うと、ありえない安値を付けざるを得ないのである。
そうでないと、地元で買えば良いや、となるからである。
こんな無茶な安売り、リベートがあるのだろうが、おそらくプラスマイナスゼロどころかマイナスだろう(笑)。

うちや”やっつけたい店”、”やっつけたい店2”などの大型店が、一体いくら赤字で売り切っていっているか?



考えたことも、チェックしたことも無いであろう。



途中から、こうした大量に送られてきた商品が弾切れしてきたので、やっと、humigoroセレクトの商品が並び始め、利益が取れ始めたのだが、後の祭り・・・。

オイラやライバル君のように、利益を生む売り場を作れる人間の労力が、簡単に無に帰してしまうのである。



この店頭商品というやつに関して次に書くことにする。