店の戦略
さて、夏休みの話だが、うちの店、完全にメイクの覇権を握っていたようである。
”競合”が、店頭で歴史の動いた商品を、歴史を動かした状態で、ワゴン展開していたようである。
これは実のところ、店的には辛いのである。さっぱり利益が無いからな。何かしらの大人の事情が絡んでそうではなくても、辛いところに違いは無い。
これを、同メーカーの美容部員さん(見学会)から聞いたとき、オイラはこう思った。
夏休み、完全勝利じゃん(w。
と。
さらにである、新人君情報によると、向こうの店のヒトは、うちが歴史が動いた商品をずっと展開していた時、こういっていたらしい。
ずっとやり続けるのも芸がない
と。
笑いが止まらんよ。
後から続々とわかってくる夏休みのうちの店の奮闘ぶり。
”先進国”を削り、”競合”を削ったうちのメイク。
まぁアレだ。
商品知ってる人間が本気になるとこうなる、ということである。
さて、本題だが、店の戦略について。
うちの店は、”メイクで利益を取っていこう”戦略である。
実はこの戦略、集客という点では速攻性が乏しい。
さらに、完全日本人志向である。爆発的な売り上げってのはあまり期待できない。
言うならば、店のカラーみたいなものである。
これとは、真っ向から対立する戦略がある。
”外国人集めましょう”戦略である。
こちら店のカラーなんて関係ない。
外国人が買う商品を、どこよりも安く価格設定するのみ。
実は、普通のヒトは意外に思うだろうが、これを徹底しているのが、
”日本最大の店”である。
日本のドラッグ業界を引っ張っているように見える、まさに日本一に見えるこの会社が、一番、外国人に媚を売った売り場を作っているのである(ひどい言い方だな(笑))。
オイラは、だから勝てると思ったのだ。
だから、お客さんは”日本最大の店”を通りこして、”先進国”に行くのである。
うちのお客さんの会話で、”日本最大の店”の名前が挙がることって、もはやない。いつも”先進国”である。
この”日本最大の店”が、もはや外国人仕様の店になっていることは見学会にて、何回も確認済みである。
オイラが大好きな単品メイクはほとんど無く、メーカーの商品が多くを占める。
この店の対外国人用の戦略・・・それはおそらくこうだ。
薬をある程度安く売って、化粧品(資■堂、コ■セー)で儲けるってことだろう。
今回、その戦略にハマって、盛大に返品を食らったうちの店(w。
しかしですよ、毎度のことだが、わかってしまえば・・・である。
またまた店長を突くネタが出来てしまったよ(w。
来てもらおうか、外国人。
うちはもう過去の店とは違う・・・利益が取れる店だからな(笑)。