利益の出る売り場
さて、店長からの情報。
とあるお試し価格のトリートメントを競合がうちよりも100円安く出している・・・とのこと。
店長「あいつらドンドン価格崩すな(w。」
humigoro「僕には悲鳴しか聞こえませんが(笑)。」
これが店同士が削りあうという現実である。
humigoro「いいんじゃないですか?やらせとけば。」
で、うちの売り場だが、このトリートメントの上に、主役商品、そして、結構人気のある高額なトリートメントが陳列されている。
さらにその横には・・・”場違い商品”も並んでいたりする。
オイラは、売り場面積で劣るうちが、彼らとガチンコ価格勝負するのは分が悪すぎると思う方である。
つまり、限りある売り場面積を、利益を削る商品に使うなんて・・・ってな発想だ。
やるなら、こっそり抜け掛けの値下げ(笑)。
さらに、ヘアケア商品ではうちの方に分があるのである。
1品だけ安くして、一体何になるのか?
しかもこの商品、限定品で弾丸が切れたらもうこの価格は無理である(それでもやり続けたら、裏に何かある、と見るのが妥当である)。
詳細は、明日休日なので、じっくり確認しに行くが・・・。
で、余裕ぶっこいていられるのは、
店頭の賑わいはうちの方が上だから(笑)。
で、オイラはバイトさん(頼)に利益を出す売り場ってのが、どんなものか?を説いていたりした(w。
バイトさん(頼)「競合では、うちより100円安く出してましたよ。」
humigoro「らしいね。」
バイトさん(頼)「良いんですか?」
humigoro「うちはつけまつげ、牛耳ってるやん(w。無理に価格下げなくても、十分集客になる訳。」
バイトさん(頼)「けど100円も違うんですよ。」
humigoro「あの商品をあの価格で売るってのは、そうとう身を削っているはずやで。」
humigoro「ってか、こう判断すべきやと思うわ。あの商品をあの価格で売らざるを得ない状況になったら、もうあの商品には、我々的には全く価値がない、ってな具合に。」
humiogoro「ってかさぁ、あの商品の上の商品、土日で10個くらい売れてるけど、その売り上げさぁ、このトリートメントをその価格で売った場合、何個売らなあかんと思う。」
バイトさん(頼)「何個なんですか?」
humigoro「100個近く(w。」
humigoro「うちでその価格まで下げても、そこまで売れないし、仮に売れてしまったら、これまたダメージが酷い訳。つまり、やる価値ない。」
humigoro「もっと言えば、彼らが店頭でうちより100円安く商品を出したところで、ビクともしないのは、その商品の5,6倍は単価がある商品が、うちの集客商品になってるから(w。向こうには無いんやで、アレ。”流行(省略)店”にも無い。笑いが止まらんやろ。」
バイトさん(頼)「そんなもんなんですか?」
humigoro「そんなもんです。」
さらに、会社的に安く売れるようにゲットした商品が、これまた安かったりするのである。
店頭では完全に勝利しているのだ。
だがしかし、一方で気になるのは、粗利率である。
安売りイコール粗利率の低下となるのが、今までだったのだが、粗利率、
やや上昇気味のこの現実(笑)。
さらにお客さんの声、
「ここ安いなぁ。」
非常にめずらしいリアクションである。
うちの売り場を見て、ギャルたちが、
「うあぁ、ここめっちゃ高くない?」
と叫ぶことは多々あった(笑)。
しかし、今は違うのだ。
で、このトリートメントに関しては手を打つことにしたので、それは次にすることにする。