単品メイク王決定戦 in ドラッグストア

本日、見学会が行われた。美容部員さん(見学会)は、今回も都合が悪く欠席である。

オイラと薬剤師A子の二人で乗り込みまくることとなった。


今回は、久しぶりにドラッグストアもルートに組み込んでいる。
以前オイラが見たときは、ドラッグ最強と思われた”流行(省略)店(北)”。

そして最後の最後で思わぬ事態に遭遇したのであるが・・・、それは追って書いていくことにする。


”やっつけたい店”

とりあえず、今回は、北から攻めて行くことにした。
だが、どうだろう。

品揃えがあるように見えないのである。広いのだが・・・。
値下げもしてるのだが・・・。ちょっと密度が薄くなってしまってはいないだろうか?
そして、陳列的に少々不味いと思われるポイントも発見。売り場がもったいないと感じた。


まぁこれは余興というか試しに見ておこうってな具合である。
薬剤師A子のリアクションが見たかったのだ。



”L■ft”
注目の新製品発見(w。
やはり今、つけまつ毛が大いに盛り上がっている。
またでたよ、コラボ商品。さらに、うちでも扱っている商品のラインナップが増えていた。
ちなみにこの商品によって、ショッ■インの売り場が如何に親切か、ということが発覚するのであるが・・・。

しかし、ドラッグストアでこれほどの商品量を陳列出来るスペースがあるのは、おそらくつけまつ毛先進国(実はここが先進国ではないことがわかったのであるが・・・)である競合店であろう。うちでも埋め立て売り場を作らないと非常に厳しい状況である。

で、注目のオー■ーアイである。
オイラはとりあえず、カラーの数はハンパなくある、ということを理解した上で見てみたのであるが、どうも絞っているようである。
ってか200色以上あるらしいのだが、置いているのはそれと比べると貧相である(w。
本当に欲しいヒトというか、プロってるヒトはネイル専門店でゲットするのだろう。話によると安く手に入るようだからな。
ショッ■インでも確認することになるのであるが、大体これくらいの量、というものが決まっているようだ。

さらに、ここは売り場のすぐ後ろにネイルを塗ってくれるコーナーがあるからかどうか?わからんが、全色テスター完備(w。
このテスターをきっかけに商売に持ち込むのであろう。

そして、前回は気づかなかったのであるが、メイク品のテスターにもセンサーが装備されていた。

これですよ、これ!!

やらねばならんのです(w。

オイラは見栄えは悪くなるが、やっていることの趣旨は決して間違ってはいないことを確信した。

・・・うちもセンサー欲しい(w。ピーピーなりまくるだろうけど。

そしてこのセンサーのつけ方がガチである。テープでグルグル巻きだ。何もそこまで・・・って感じだが、まぁこのセンサーも外されたら終わりだからな。売り場担当者の苦労が推し量られるところだ。

担当者「またセンサー外されちまったよ・・・orz。」

という苦い経験を踏まえてのことだろう。


さらに、オイラの夏の一押し商品のラインが増えていて、うちでも置こうと思っていた商品が陳列してあった。

humigoro「コレコレ。うちでもこれ置こうと思ってんけど入荷してこないねん(怒)。」

薬剤師A子「そうなんですか?」

humigoro「いつまでも小さいやつでは限界あるからな。」



石鹸コーナーにて。


薬剤師A子「あれ、1位がないですね。」

humigoro「ホンマや。ないなぁ。」

薬剤師A子「あった。POPだけ・・・。」

humigoro「これやったらうちでも置いてるで。」


商品はエンドにあったのだが、かなりデカ目のクローズアップである。

これを見たオイラ。L■ftという店がエンドをどのように捕らえているか?ということを完全に掴んだ(笑)。


・・・ドラッグストアのエンドも見習わないとイカン部分だ。そして、こういう手法が売り場をスッキリ見せる一つの要因になっている。


それにしても、石鹸と入浴剤とか美容マスクと入浴剤が対になっている商品というものが増えてきている。どうもこれらをセットで展開するのが、今のトレンドのようである。うちでも取り入れることにしよう。
ってか、石鹸の上段はこういう展開がベターだろうなぁ。



”ショッ■イン”
さて、注目はここの店頭の商品が何になっているか?である。
L■ftでは、エ■ュセの新製品であった。

薬剤師A子「こっちは何置いてますかね?」

humigoro「同じちゃう。前は同じやったしな。」


エスカレーターを降り目に入った光景は・・・、

humigoro「こっちで来たか〜(笑)。」

薬剤師A子「違いますね(w。」

L■ftでもクローズアップはしていたが、売り場の最前線という訳ではなかった。

humigoro「けど、エ■ュセも置いてるで。申し訳程度に。」

薬剤師A子「あっ、これ下まつ毛用だったんですね。」

humigoro「あっ、ホンマや。」

これがショッ■インの抜け目の無いところである。新製品が何者なのか?しっかりアピールしている。商品を知っている我々は、

・・・新しいの出てる

で終わっていたのだが、この展開方法を見て、こいつが下まつ毛用であったことを知ったのである。
まぁ欲しいお客さんは商品良く見るので、一見どうでもよさ気なことだが、


・・・こういうところが大きな差


である(笑)。こういう部分の積み重ねが売り場の密度に繋がって来るのだ。情報量といっても良いかもしれない。


こっちのオー■ーアイにはテスターがなかった。だがしかし、

humigoro「やっぱり、色はこのくらいの量必要なんかなぁ。」

薬剤師A子「ってか、ピンクだけでもこんだけあるんですよ(w。」

オイラは、最低限そろえないといけないカラーが揃っていないと感じた。

・・・ピンクだけでもこれくらいあるってことは、ピンク系の色ってのは鉄板で、お客さんには如何にピンク系から色を選ばせるか?ってのがポイントになるのかもしれないなぁ。

と思った。それにしても、ネイルカラーってのは他にも商品があるのであるが、オー■ーアイのラインナップは地味だよなぁ、と思った。200色を超えるラインナップの中にはあるのかもしれないが、とりあえず、置いてないということで・・・。

なので、この辺の色ってのは、他の商品で補完してやる必要がある。やはり、今の店頭の展開ってのは正解だったと思われる。

そして、それを補完している商品に動きがあった。
新製品が出ていたのである。ちなみにこれは”流行(省略)店”にも置いてあった。


薬剤師A子「ちょっとラメが大きすぎやしませんか(w?」

humigoro「確かに・・・、これは他にないよなぁ(w。」


ちなみに、うちでも店頭に出していた商品は、定番に移っており、しかも全種類揃っていなかった。品薄であることは間違いないところであろう。

で、この新製品だが、価格が安めなのも魅力の一つである。
ネイルカラーってのは、1つだけ買わすのではなく、最初から複数買いを想定するべきで、そういう意味で安さとかお手頃感というものは必要だと感じている。


L■ftや、ショッ■インを見る限り、マスカラやアイライナーに動きはなかったように思う。


”流行(省略)店(北)”
以前、オイラが見たときはここがドラッグストアではNo.1だと思ったのであるが・・・。

ここで薬剤師A子の駄目だしが出まくる。
オイラも思った。

・・・オイラが担当してるメイク品では・・・、もはや敵ではない


と(笑)。


humigoro「こんなんバレバレやで。売れ残りやん。」

薬剤師A子「そうなんですか?」

humigoro「これなんかずっとあるで。」

合間、合間に売れ筋の商品を入れ込んでいるのが陳列手法とも言えるのであるが、知ってるヒトが見れば明らか過ぎるほど明らかである。

オイラ的に言えばこうなる。


売り場が倉庫になっている


と。
それでも価格を崩して売ろうとはしないところは、見上げた根性である。

ここは見習う点であろう。


薬剤師A子「ってか、メーカーの商品ばっかりですね。」

humigoro「そう思う?確かにそんな気もするけど。」

で、店を出る。

もう薬剤師A子的には最下級戦士扱いであった(笑)。

humigoro「ってか、アレ置いてた?」

薬剤師A子「あっ!!無かった。」

humigoro「ちょっとあっちの方も覗こうか?」


”流行(省略)店”
うちの競合と言えばコッチの方である。

で見て回る。

薬剤師A子「良く見てみると、こっちもそんなに無いですねぇ。」

humigoro「ホンマやなぁ。」

ここで薬剤師A子が止めの一言。

薬剤師A子「何でみんな”流行(省略)店”に行くんでしょうねぇ?」

humigoro「安いから、とか、品揃えとちゃう?」

・・・だが、その品揃えが薄いのだ。

この発言は決定的である。

で、彼女のとりあえずの結論。

薬剤師A子「これって、もう外国人目当ての品揃えとちゃいます?」

・・・言えてる・・・的を得ている。


そしてそこに勝機があることに気づいているのは、おそらくオイラだけだろう。
外国人女子の存在を無視した売り場。
オイラは今までおこぼれを頂戴している感じを少なからず感じていたのだが、違うようである。

外国人女子がお求めの商品に関しては、


うちが明らかに勝っているのだ(高笑)。


さらに薬剤師A子が続ける。彼女がここまで店のことに関して喋るのも珍しい。
ってか、


我々の目が肥えすぎている


のだろう(笑)。

薬剤師A子「つけまつ毛、全然無いですやん。」


その通りなのだ。

ってか不思議なのだが、うちでつけまつ毛を見て、

「無いなぁ、”流行(省略)店”行こうか?」

とか言ってるお客さんって、一体何を求めているのだろうか?




そして真打登場である。これは次にすることにする。