倉庫の整理

ぼちぼち、どこの店でも陳列場所に苦労するころだろう。
最近のタイアップ付けまつ毛は、数が多すぎてもはや陳列仕切れない。
これは付けまつ毛に限ったことではない。タイアップメイク品もそうである。

○○チャンプロデュース!!

とかいって、フェイスパウダーからチーク、グロスまでラインが発売されてしまうのである。



さて、オイラはこの事態に備えて、売り場の無いところに売り場を作り続けてきた。




本日、L■ftなんかで、エスカレーター上がったらいきなり陳列しているような付けまつ毛が入荷した。



いきなりかい(笑)!!



なんの前触れもなく送られてきたのでビックリだが、速攻で陳列、そして速攻で売れてしまった。
だが如何せん、売り場が地味である。
これをちゃんとした場所に移す作業をするために、徹夜作業となったはずだったのだが・・・、なぜかそうはならない。



倉庫が非常事態に陥っていた。

オイラがやってるような陳列ってのは、販促物から商品、テスターまで全て回していくので、倉庫の存在が不可欠である。

ゴールデンな売り場をしばらく離れた、と思ったら急遽復活、ってことが良くあるのだ。
さらに、商品の供給が不安定になることも、最近のヒット商品は多いため、在庫を持たねばならないのである。


そんな倉庫が、どうしようもない商品たちに占拠されていた。



作業をしていると、占拠されてしまった原因が明らかとなった。やはり商品を出せないようである。


各々の担当箇所で、これくらいはイイか・・・と妥協していくと、全て集まると結構な量になるのである。これらを全て陳列する作業からスタートである。

もう面倒くさいことこの上ない。

うちのスタッフの特徴は、商品が無い、と思ったら、別の在庫のある商品で埋め尽くしてしまうのだ。
で、オイラが作業すると、その商品があったりする。で、出そうと思ったら、その埋め尽くしている商品を撤去しないといけない。



完全な2度手間


である。


一晩中かけて商品を出し、まとめたりして、ようやく倉庫が片付いた。

綺麗なモンである。

そこに大量に送られてきた生理用品やら制汗スプレーなどを入れる。


新人君は、棚を新しくつけたら整理出来るんじゃないでしょうか?

なんて言って、オイラが、
「棚なんか作っても、根本的な解決にはならない。」
というと不満そうな顔をするのであるが、本当にそうである。


キッチリ商品出していれば、こんな事態にはならなかった



のである。