爆進中
さて、会社でとある催しが行われている。
各店、次々とチャレンジしては浮上したり、沈んだりしているその企画。
店の過去最高売り上げを突破せよ!!
である。
うちの店の前日に”やっつけたい店”が挑戦し、見事予算を達成した。
その額を聞いて、
humigoro「そんなんうちでは無理やわ(w。」
社員薬剤師君「だって、時間あたり○○万でしょ?無理ですよね。」
だがしかし、途中でレジ精算がOKになり、同条件ではなくなったのだが、閉店まで精算しなかったら、
勝ってたな(笑)
しかも圧勝だな。
という売り上げを記録した。
オイラ作成のゴールデンな売り場は何故か沈黙しているのだが(何故沈黙するのか?理由は簡単である。マニアックだからである。)、今までヒトが寄り付かなかった定番がフル稼働(笑)。
付けまつ毛売れまくり。
一押しシャンプーやそれに類するものも売れたり・・・。
中々の内容だったと思う。
その一方、事件は起きていた。
この日の晩、オイラは徹夜作業にて、ゴールデンな売り場の仕様を変更した。以前ダンボールを使っていたのだが、これに代わる新手法が開発された(wので、そいつに変更し、導入した商品もそれに合わせて陳列。これは次に書くことにする。
・・・テーブルをここまで使いこなしてるのは、たぶんうちだけだろう(笑)
と毎度の自画自賛しながらの作業であった。
さらに、会社から無理やり送られてきた商品が、実に熱い商品であったため、何が何でも陳列しないといけなかったりした。
最近、普通に熱い商品が入ってくるのが嬉しいのだが、果たしてオイラの体力はもつのだろうか?
で、徹夜明け、オイラはメイクの売り場を倍に増やした店長(以前)の店を視察しにいった。
・・・どんな店も逃がしはしない。
売り上げの小さい店なんて、見る価値無い?という訳でもないのだ。
今回知ったメイク売り場の規模だが、棚4本ということだった。
オイラは棚4本あったら新旧入り乱れて、まぁ”流行(省略)店”に負けない売り場を作ることが出来る。それほどの規模の売り場に陳列されてる商品は、果たして一体どんな商品なのか?
これを見に行ったのだ。
店長(以前)「おっ、どうしたん?今から出勤か?」
humigoro「徹夜明けです。売り場作ってました。」
店長(以前)「一人で?そんなんやったらアカンで。」
で、いろいろ小話をする。
humigoro「今日はこのメイク売り場を見に来たんですよ。」
で、見てみたんだが、実に残念な売り場であった。なんでも適当に急造した売り場らしいのだが・・・、
・・・ここをオイラに任してくれたら、2週間で最新に出来るのだが・・・しかも売れる・・・ってか、いきなり最新に出来たのだが・・・。
なんか昔からある商品ばかりであった。
小話の中で、その事件が発覚した。オイラは全然知らなかったのであるが・・・。
店長(以前)「オマエらやらかしたやろ。」
humigoro「いやぁ、やっちゃいましたよ。絶好調ですよ(笑)。」
店長(以前)「ちゃうちゃう、○○赤字で大量に売ったやろ。」
・・・あれか?。
心当たりがあった。店長が、あるお客さんと値段交渉したいたのは知っていたが、まさか赤字で売っていたとは・・・。
まぁこの売り上げが無くても、予算は行ったし、”やっつけたい店”にも勝っていたのであるが・・・。
足元見られたら終わりです。
まさか敵が身内しかも店長だったりしたこの事件。
この商品、在庫を一杯抱えることになっても捌かすことは可能である。
それを・・・。
オイラの利益確保戦略・・・敵だらけであるようである(笑)。
こういう足元見るお客さんは、逆に足元見てやるべきである。
先日もとある薬で、オイラが値段交渉の相手になって、1個も売らなかったことを書いたが、おそらく、これを店長に話したとき、店長は、
「何で売らへんねん。」
と思っていたに違いない。
この辺のお客さんってのは、よそで売るのが目的なのである。
そうなると、メーカーがあり、問屋があり、小売店がある、という商売の基本的なメカニズムを揺るがすことになるのである。
こいつらが、うちで安くかって、うちの通常価格よりも安い値段で売ったりしようものなら、はっきりいって、よその店にも迷惑がかかるのである。
何が何でも売り上げ・・・で片付けるには、ちょっと重すぎる問題なのだ。
そのことに気づけよ、店長。