彼女たちはわかっているのだろうか?
我々がメーカーの化粧品を売ろうとした場合、真の敵は百貨店?いや、このメーカーそのものである(笑)。
本当に笑っちゃうような話だが、実際そうである。
オイラは知らなかった。雑誌に良く出てくるイ■サやら、ア■ーラ、コス■デコルテ、ク■・ド・ポー・ポーテなどは、別に外資系のメーカーでもなんでもなく、資■堂やらコ■セーなどの、”アウトブランド”とかいうものらしい。
アウト オブ ブランド・・・
「化粧品メーカーの名前=ブランド名」の概念を排除し、母体となるメーカーの名を一切出さないブランド戦略のことです。
これは、新しい売場の確保や化粧品メーカーへの固定的先入観を取り除くための戦略で、もともとは百貨店と他流通との差別化をはかるための戦略でした。
具体的には百貨店ブランドなど、専門店やストアなどの流通経路では扱わず、百貨店のみでしか購入することのできない百貨店専用の独自商品(ブランド)がはじまりです。
とある美容部員さんが言った一言、4980円商品に対して、
「こんなん置くからうちの商品売れなくなんねん。」
全く以って間違っている(笑)。
そもそも、ドラッグストアで扱えるメーカーの商品自体、注目度が低いのである。
なんぼテレビで有名タレント使ってCMしようが、利益をもたらすのは拘るヒトたちである。
そういうヒトは、百貨店に行ってしまうようである。
といった具合にオイラは感じた。さらにこのアウト オブ ブランド戦略の始まりなんかも書いていたのだが・・・、もうね、小売店を馬鹿にしているようにしか思えないのである・・・オイラには。そして、メーカーは何にもしてくれないのだなぁ、ただ商品を入れて入れてと言ってくるだけなんだなぁ、と思った。
こういう経緯・・・知ってるヒトは知っているはずである。
問題はうちの上層部がこういうことを知った上で上手に立ち回ろうとする気概があるかどうか?である。
オイラは個人的に、この問題にどう立ち向かうか?という路線も、ドラッグストアの生き残り戦略の一つの選択肢に思えてしまう。
個人的には、第3の勢力の導入が望ましいとオイラは考えていたりする。天下三分の計とやらである(笑)。
アウト オブ ブランド戦略の発端は、ク■ニークとかいう外資系の化粧品メーカーが百貨店に参入し、国産メーカーを駆逐してしまったことらしい。
ドラッグストアでもこんなこと起こらんかなぁ?と思ったりする。
化粧品でなくても良い。ミ■ボンなどが、サロン専売に拘らず、一般向けのブランドをドーンと立ち上げたりせんものかなぁ?とか。
まぁ無理だろうけど(笑)。
こうした周りの環境を彼女たちが理解しているのか?
理解しているのなら良い。
けど、してないだろうなぁ、先の発言から推測すると(笑)。そしてオイラは恨まれる。
しかーし、これを知ってしまったからには、それなりに打ち手を考えようと思ったりする。
つまり、ただ単にメーカーの商品を並べるだけでは不十分である・・・ということである。
絶対にオイラのノウハウが役に立つはずである。
まぁけど、彼女たちからしたら、ただ単に自分たちの売り場を奪っていくヒトにしか見えないんだろうなぁと思ったりする。そのくせヒトの売り場を奪うくせに・・・(笑)。
そんな中、陳列に値するブランドがある。
S■-?
だとオイラは思う。