縮小

店頭の糞メイク品。

「店長、じわりじわりと縮小しますよ。ホラ、もう商品入れちゃいましたよ(笑)。」

「そうやなぁ、来月はアレではシンドイやろうなぁ。」


今月、よく持ちこたえたなぁ、と思うのだが、これには理由があったりする。


先端商品


こいつの売れ行きに火が付き始めたのであった。

うちの界隈ではどこも置いてないこの商品。

それでいて、気を使ってるヒトは知ってる商品。
このマニアックなヒトたちが、うちに続々と流入してきているようである(笑)。


次のマニアックな売り場の企画も、すでに店長と相談済み(笑)。


さて、とうとう某メーカーから4980円商品の対抗馬が登場。しかし、オイラは一緒に陳列はしない。どっちかが売れて、どっちかが沈むってのはあまりおいしくないからだ。


で、店頭だが、今、普通に陳列するだけで売れる商品ってのが存在している。


これを排除してでも置きたいらしい糞メイク品の数々。

うちの界隈では、単品メイク(こんな言い方をする商品がある)のマスカラの品揃えナンバー1だろうと思われるうちの店。
先端商品置いてるうちの店。
そんな店の店頭に、このメイクは無い、絶対に無い(w。



マスカラの次は付けまつ毛である。

で、この売れ数をちょっくらチェックして見ると・・・おや、あまり売れてないようだ。
ってか、先日書いたように1つの商品で6種類ほどあったり(もっとあるものもある)するのだが、このうち売れてるなぁと言える程売れてるのは、やはりごく1部であるのは間違いない。

ちょっと心配していた新規導入品もポツポツ売れ出した。
売れる売り場ってよりも稼ぐ売り場を目指すと良い結果になる気がする。
売り場の変更により、全く売れなかったものも売れ出した(もともと売れるはずだった商品)。順調な滑り出しと言ったところだろう。



先日徹夜作業により変更したメイク品の売り場だが、定番ではさっぱり売れなかったヘビー■ーテーションも順調に売れ出した。
実は、変更する際、




100円程値上げしたものもある(笑)



しかしそれすら売れている。月に何千万と売れる店において、売り上げからするとたったの100円だが、利益額からすると、このような小細工がじわりじわりと効いてくるのだ。それも確認済みである。


上のヒトたちは、よく”1円の重み”なんて軽々しく言うのだが、本当は彼らが一番わかってないのだ。


今月はこの商品を●●円値下げしましょう、なんて企画があったりするのだが、


新製品をいきなり50円値下げ


なんて何考えてるのか?理解不能である。
うちでは定価でポンポン売れ出しているシリーズなのだが、気の利く社員がいるところでは、どうせ980円にしてるに決まっている(笑)。そして、そこから●●円値下げするのだ。


貴重な利益源を自ら潰すこのアホっぷり(w。


●●円下げたところで、5個売れるのが50個になる訳でもない。


オイラは(うちの店限定の話)思うのだが、メイク品ってのは価格よりも


どこに置くか?どのように置くか?


こっちの方が重要である。テスターは置いてるか?販促物使ってるか?こっちもより重要であったりする。


実に残念であった。


けど、売れずに困ってる店は、貴重なんだろうなぁ、こういう企画は。