本気を出した成果

意外なことに初の試みだったのだが、オイラは担当しているメイク品の売り上げを全てチェック出来るようにした。
そしたら驚愕の事実が発覚。

オイラが今のレベルで本気を出し始めたのは、転活の1次試験終了後。

その翌月から、これらメイク品の売り上げが40%ほどアップしていた。

そりゃ店長が、
「売れるものが変わった。」
とか言うはずである。


・・・俺、凄い仕事したんとちゃうん?接客はしないけど(笑)。


さらに、このデータから貴重な事実も発覚した。

たまたま成功したからわかることなんだが、


店の数字を作るには、2,300円の商品を売ってもだめである


ということ。そりゃ売り上げはチマチマと上がっては行くが、やはり主役はこれくらいの価格帯でないといけない、そんなことがわかった。

つまり、会社が利益が取れるメイクとか言って、300円のメイク品を店頭に並べる羽目になったが、これってあまり店の数字には意味が無いようである。
これより高い価格帯の商品がその他大勢なんだが、その中には結構値引きしている商品もある。
30%OFFの化粧品など。
300円ではこれらの商品の値引き具合に、


全く対抗出来ない


ようだ。しかもそんなに売れないと来たもんだ。

愕然とした。

普段、数字を良く見ろ、みたいなことを散々言っているくせに、実際、自分でそろばん弾いたことが無いのであろう。売れれば良い、数が出れば良い、それくらいのレベルなんだろうなぁ、と思った。


粗利率を上げろ!!


今、全社に響き渡っているのだが、実際にどういう商品を売っていけば、このを操作していけるのか?わかってるヒトは意外と少ないってか、居ないのかもしれない。


歴史が動いた商品がバンバン売れてもものともしない、サプリメント安売りしてもビクともしなかった、今人気が爆発した商品を、赤字でバンバン売っても全然ヘッチャラだったうちの売り場の仕組みがハッキリと見えた次第である。


そして次は、つけまつ毛にメスを入れる。



・・・外国人は来始めたが、今度は日本人がパッタリ(笑)。