売り場は3つくらい欲しい

去年の話。
うちの会社は価格競争に弱い。けど、たまに
「値段さげても良いですよ。」
的な商品が与えられたりする。

で、バンバン売っていく訳だが、本格的に店内にヒトを入れようと思ったら、こういう仕掛けが3箇所くらい欲しいよね、という話を店長としていた。

で、この手の安売り商材をクローズアップして売っていたのだが、やはり虚しい。この客単価では何人客入っても予算達成出来ない・・・(笑)。


ところが今年は違ーう!!。


店頭の油田売り場。
集客台の3000円クラス商品たち。
店内奥のメイクコーナー。


まぁ偶然なんだが、見せる、選ばせる、結果売れる、そんな売り場が出来てしまっている。


なんていうか、オイラは勝手にこのジャンルが今熱い!!という思い込みで作った3000円クラスの商品の並びなんだが、今日、何人の女子たちがこの前で立ち止まったことだろう。

主役商品だけあれば良いのかもしれないが、油田売り場の経験からそれだけでは弱い、とオイラは考えていたので、この手の商品をズラ〜ッと並べている。

でさらに、今日は、この手の商品が男子にも売れてしまった(笑)。
もしかするともしかする・・・、男子に火が点く可能性。


もし男子にこの手の商品が広まると、奇跡の客単価5000円越えも夢ではない(育毛剤系に頼らず)。


で、こういう値段に因らず立ち止まってしまう売り場に、激安商品を挟み込んでいく。
こういう仕組みでないと、利益が取れないとオイラは思う。
今まで逆だったのだ、激安商品の隙間に高い商品を入れ込むという感じ。
下手したら、激安商品しかないということも多かった(笑)。


客の動線ってのは、あらかじめこういうものってのが在るのではなく、我々が力技で持って作り上げるものなのだろう。今ではこう思う。