崩壊した売り場

さて、これでも転職を考えているオイラ。
humigoro「けどさぁ、今、オイラがいなくなったら、メイクとか店頭とかどうする?」
社員薬剤師君「無理です(笑)。」

事実である。オイラ以外には出来ない。

ってか、オイラには、今コレ置いてるけど、これは次のアレのための伏線・・・みたいな商品が結構あったりして、某柏氏風に言うと、
”時間軸”
があったりする。なもんで、売れない商品もしつこく陳列したりする。


けど、同じスタンスで売り場を作ることは出来なくても、別の道を通って、同じような売り上げを上げる売り場を作ることは出来るだろう。ってか、自ずとそうなるハズである。


まぁけど、もしそうなっても、辞めるオイラには関係ないがな(笑)。



しかし、困ったのは新人たちである。

今日も、「出しましたよ。」と聞いて、本気で喜ぼうとした瞬間、箱から出しただけ・・・、とかでは困るのだ。



オイラは良く、
「オイラが休んでると、売り場が崩壊してる。」
ってことを言うのだが、どうやったら崩壊しなくなるのか?まだ答えは見つからない。

そもそも”崩壊した売り場”ってのを伝えることが出来ない。オイラ的にはこういう状態ってのを、ケースごとに指摘することは出来るが、それを理解するのに商品の知識が必要だったりする。
これはこれくらい売れてる、とか、
こいつには利益がない、とか、
こいつはこの値段では飛ぶように売れる、とか、

休日明けに出勤してみると、全然利益が無いどころか、赤字の商品のフェイシング数が妙に増えて、安いが実は利益がある洗顔フォームが隅っこに追いやられていたりする。彼ら的には、商品出してるのでOKなんだろうが、これでは自ら利益を放棄し、あろうことか赤字商品を積極的に売る売り場になってしまう。



先日、大人の事情で、利益が少しだけ確保されたケープ。そして、それだけでは客単価が低いし、そもそも全員ケープ使ってる訳では無い。出来るだけ多くのヒトにこの売り場から商品掴んで貰う、と考えると・・・。という訳で、オイラは横にVO5も置いていた。超赤字商品にケープをぶつけるという贅沢な陳列であった(笑)。
そしたらある日、新人君が、その売り場を赤字バリバリのVO5で埋め尽くそうとしていた(笑)。そこをオイラが指摘。

「ちょっと、ケープあるやろ。」
「後から出そうと思ってました。」
「オマエ、今の状態からVO5出したらVO5だらけになるやんけ、何言ってんねん。」

という具合である。オイラが指摘したから「後から出す。」なんてことを言うのだ、コイツは。

困ったものだ。この「後から出す。」っていう言い訳を堂々と述べるところが幼すぎる。結局、在庫状況を把握してなかった点で、コイツはオイラの魔の手から逃れることは出来ないのに・・・無駄な努力を・・・(笑)。



世の中の新人くんたち、新人の卵たちに言いたい。

「後からやろうと思ってた。」

ってのは、言い訳としては最悪である。
ああそうか、では済まない。余計に評価が下がるだろう。ってか、こんなこと言う奴普通居ないと思うが・・・。そんなのが2人も居るうちの職場って・・・。