最悪の結果を招いたかもしれない情報
さて、どこよりも早く新しい商品を置きたい。
少なくともうちの会社でNo.1。そんな気持ちでやってると中央とのズレが生じてしまった(笑)。
とある人気商品。これの大きなサイズが出た(これだけで同業者ならわかるかも)。
今まで、なぜ存在してなかったのか?なるほど、このタイミングを待ってた訳ね。それか、開発が間に合わなくて期を逸してしまって今年になったのか?
そんな期待の新製品。
商品の説明が載った書類のどこにも載ってない。調べてたヒトは知ってたかもしれんが・・・。
商品のデータベースを見ても、検索に引っかからない(実は妙な名前で登録されていた)。
我々は、この期待の新製品をよそを見学したときに知ることとなった。
社員薬剤師君「コ、コレは・・・。」
humigoro「ちょっと待ってくれ〜っ(笑)。」
店に戻り、前述のデータベースを検索してもヒットしない。
humigoro「これは絶対に遅れをとってはイカン商品やろ。」
社員薬剤師君「そうですよね。」
humigoro「新人君、jan見て来い(笑)。まだ週末には間に合う。」
で、とりあえず接客して結構無理やり(笑)1個売った。
で、売れ筋情報を挙げた。
「コレコレが売れ出しました。」
すると、札幌の方から、
「jan教えて。」
のレスが・・・。
実は、この商品、外国人にも売れるので、うちの地区ではなおのこと遅れを取る訳にはいかなかったのだ。おなじく、札幌も外国人のメッカ。同様の心境だろう。
で、しばらくして、陳列に問題があるのだろう。従来品の小さなサイズをレジに持ってくるお客さんが多い。レジにて、
「これって大きなサイズも発売されてるんですよ、そっちの方がお得ですよ。」
と言い、大きな方を売っていく。
・・・去年、散々言われていたのだ。「大きなサイズは無いんですか?」と。売れるに決まっとる。
この売れるに決まっとる商品で、何故遅れを取るのか?
この手の商品で、1品で1000円越す単価が稼げるのが、如何に熱いかわからんのだろうか?
すると、最近の最新版の商品情報の強制的に送られてくる商品の中に新製品とか書いて、この商品が乗ってた。
一同「遅い(笑)!!」
さらに悪いのは、オイラが情報挙げてしまったことだ。売れるのが確実なのは、どこのスタッフもわかることなので、独自に発注を入れてしまっているだろう(あらかじめ知っていたところも、まず間違いない商品なので結構厚く在庫を持っているだろう。)。
そこに強制的にこの商品が送られてくる・・・。いずれは売れるのだろうが、余分な在庫を抱えてしまうことになる。倉庫が無い店はキツいだろうなぁ、なんて思ったりする。結構かさ高いからな。
普段、利益利益と言うくせに、一番簡単に利益が取れる段階を一番おろそかにしているような気がする・・・。