オイラを見てると仕事が面白そうに見えるらしい・・・

という訳で、新人君と喋ってたら、オイラの仕事を見ていたら、非常に仕事が面白そうに見えるらしい。
「油田、油田(笑)。」
と、終始商品の売れ行きを見守ってるのが、面白そうに見えるらしい。

これは、新人君にとっては非常にラッキー、かつ、勉強になると思われるし、オイラ的にも
「仕事が面白い。」
と、感じさせただけで、先輩としてはもうやるべきことはやった、と考えてもおかしくないような気がする(笑)。

ちなみにオイラは、この仕事が面白いと感じるのに3年掛かっている。

そして、つい最近、油田商品を発見して、それまでに培った技術を元に今仕事をしている。

「もっとこうしたら・・・。」
「なんでこの会社の書類は誤字脱字がここまで多いのか(笑)?」
「売り場担当制は、能力の無い社員に合わせた制度ではないのか?」
などなど、思ったことが今まで何回あったか・・・。


今日は、店長が休日出勤で、人的余裕があったため、店長指示で店内をメンテしまくり。もちろん担当箇所以外も。


実は、これこそがオイラがやりたかったことだったりする。
売り場担当制では、自分の担当の売り場さえ良ければそれで仕事は終わってしまう。しかし、発注時間一つとっても、新人たちも1時間。彼らよりもずっと広範囲で、かつ、商品の回転が桁違いに速いオイラや化粧品担当さんも1時間ってのは、どこをどう考えてもおかしいのだ。

それにしても、オイラが口を酸っぱくして言い続けても動かないのだが、店長が一言言えば動くのだから、店長ってのは便利なものである(笑)。


上司は利用する



なんか良く聞く言葉な気がする(笑)。



で、面白そうと言われてオイラはどう答えたかというと、

「こんなことやりたくないねん(笑)。」

である。一度、仕事を本気でやりはじめたらもう後戻りが出来ないからだ。

・・・よそには置いてなくて、かつ、支持の熱い商品が絶対ある!
・・・どこよりも速く油田商品を置きたい
・・・あそこは●●円で売ってるけど、うちは○○円でも売れてるもんね(笑)
などなど。

如何によそを出し抜くか?ってのを、考え出してそれが流れに乗ってしまうとあとに引けないのだ。

中央のヒトがもっとしっかりしていて、
「ここの客層は○○なヒトが多いから、メイク品はコレとかコレを加えたら良い。」
とか、
「今度、こんな新製品が出るから売り場空けといて。」
やってくれたら楽なんだが・・・。


これを一人でやるのがどれだけしんどいか・・・(笑)。


いやいや、たぶんこっちだろう。



ツラさと楽しさは表裏一体(笑)。




売れそうな商品のjanコード(バーコードのしたの数列)を控えたメモ帳があっというまに1冊終わりを告げようとしている。
散々調べた挙句、うちの会社で取り扱えない商品がどれだけあったか・・・。
のめり込む程わかってしまう、うちの会社のパワーの無さ・・・。
同じくわかってしまうよその会社のパワフルさ・・・。
そしてドラッグストアの限界・・・。


「コレコレこういう商品を取り扱えるようにして欲しい。」
油田商品のときは、スタッフの後押しを受け、かつ、うちの店における確固たる実績があったので言い易かった。
「またメールしてね。」
とは言われたものの次の油田を発掘することがオイラには出来るだろうか?
実際、こういうジャンルの品揃えをもっと熱くした方が良いのでは?ってのはあるのだが、

どのように伝えたら良いのだろう?


もちろんコケた商品もあるしな・・・(笑)。

コケた場合、どう処理するか?ってのも企画段階から準備しとかないといけない。
それでいて、今すでに店内にある商品の中にも、かなりの支持を受けている商品もあるため、これらをどうクローズアップして利益に結びつけるか?


そもそもチェーン店のくせに、店同士の交流ってのはほとんど無いので、オイラがやってることが王道なのか?それとも邪道なのか?ってことすらわからない。



こんなことが本当に楽しいのだろうか(笑)?