客のニーズ

売れたら良いなで陳列した1本1680円のヘアスプレー。近隣の店(同じ会社)でも置いてるようだが、あまり売れないらしい。

が、うちではそこそこ売れてる(まぁこれくらい動いてくれたら・・・レベル)。置いた甲斐があるというものである。

1本1680円のスプレーを女のヒトが鷲掴みでレジ直行なんて、思わず、
「有難うございます。」
にも、力が入るものである(笑)。

で、オイラ思った、
「スプレーは女か?」
と・・・。
もう少しラインナップを増やしてみようか?


で、思ったんだが、お客さんが求めてるものって、凄く狭いのではなかろうか?と・・・。


普通は、売り場があったら、主役商品と関連商品を一緒に並べて、一緒に買ってくれたらな?みたいな感じなんだが、油田関連売り場ってのは、完全に類似品ばかり陳列している。
ということは、この油田商品を買えば、あるいは、脇役商品を一品買えば、この売り場にはもう用は無い、という状態になる。


しかし、これくらい類似品でしつこく固めた方が、うちの店では売れるようである。つまり、納得の品揃えがすでにそこで出来上がってしまっている状態。

次の油田を求めて、化粧品担当さんと打ち合わせ。
「今、○○(とあるジャンル)って熱いんじゃないですか?」
「そうやで、今、●●(○○を含むジャンル)の中で、一番売れてるのが○○やで。」
「これって、人気のある商品が結構高いんで利益とれるんとちゃいます?こういうのばっかり集めたら。」

「あそこが空いてるから使ってもいいで。」
「じゃぁちょっと調べますわ。」


オイラの考えてることって、上のヒトが聞いたら「止めろ。」と言われかねないことである。どういうことかというと、
少しマニアックなヒトを対象にしているのだ。油田商品もそんな商品である。少しその道に詳しいヒトしか知らない商品なのだ。

けど、○波に来るようなヒトって・・・、流行にマニアックなヒトたちとちゃうん(笑)?と、思ったりしている、オイラは。実際、そんな感じするし。


こういうマニアックなヒトって実は凄く有難いお客さんなのだ。最近わかったのだが。
なぜかと言うと、例えば、油田商品売り場を見て、
「○○○○は置いてないん?。」
と、勝手に次の油田商品候補を教えてくれたりするからだ(笑)。
こういうマニアックなヒトに、「もしかして、これも置いてるのでは?」と、期待させる(裏切ることになることが多いが・・・)売り場って良いなぁ、と思ったりしている。


郊外のドラッグストアとは違うのだよ(笑)


みたいな。


そんな訳で、今月度は全国のチェーン店に情報を発信すべく、humigoroは立ち上がった。売れ筋を上に上げるときに、
「何それ?」
みたいな商品ばかり上げてやろう。
「キミたち何やってんだい?。」
とでも言いたげな商品を上げてやろうと・・・。


で、早速、その手の商品を上げてみたのであるが、いきなり札幌の方から返事が来た(笑)。


「これだ、この動きがうちの会社には必要なんだ(笑)。もっと皆商品に貪欲になれ!!」