理想の上司像

さて、上司といってもそんなに上司って訳でもないのだが、まぁ指導的な立場にはある。
職場には新入社員が2人程いる。
一人は男。一人は女。

今回、転職活動(略して転活)をするにあたり、”今の仕事の手は抜かない”、というのが個人的な目標である。
なもんで、必要とあらば休みの日でも出勤である。


だが、現実的には手の抜きようがない、あるいは、抜かせてくれないのが現状である。


「こんなことにかまってられない、本当は勉強したいんだ。」
そんな心理が、どうしても仕事に出てしまうようである。


このブログに頻繁に登場する薬剤師A子との会話。
「オイラって今ピリピリしてる?」
「めっちゃしてる(笑)。」
「真剣すぎるで。」


”真剣すぎる”
オイラには非常に美しく聞こえるのであるが(笑)、どうも褒め言葉ではないようである。
職場にはいろんな仕事がある。お客さんからしたら、ただボォ〜ッと立ってるだけに見えるかもしれんが。
以前、オイラが全てやってしまうのが一番効率が良い、ということを書いた気がする。


今回、店長の意向で彼らにも売り場を任せよう、ということになり、
オイラが担当している売り場を分け分けすることになった。

するとどうだ。
その売り場に張り付きっぱなし。自分のところだけ異様に綺麗にしてたりする。まぁこれはこれで良いのであるが、
「これで良いのか?」
と、思わずにはいられない。



その一方、彼らに仕事を与えることにより、オイラとベテラン化粧品担当者の作業時間は物凄く削られることとなった。
「私、発注する時間ない〜(w。もう今、適当やで。」
「僕もです。」
まぁオイラは場所が狭くなってるので、まだマシなのだが、担当場所が相変わらずの彼女からしたらたまらんだろう。


そんな苛立ちを抱えていたところに、女新入社員の仕事っぷりに業を煮やしたオイラは、
何も喋らなくなった。
もういちいち指摘するより、オイラがやった方が早い、というヤケクソ判断である。


その後、オイラがトイレに行こうとしたとき、それをわざわざ止めて彼女は言った。
「思ってることがあったらハッキリ言ってください。」
「私、物覚え悪いけど、この店で成長したいんです。」


どうなんだろう?
世間一般的にこういうのって?
指導的立場にある人間として、どう振舞ったら良いのだろうか?

漏れそうだったところを止められたせいで、余計に頭に血が昇る(笑)



オイラは基本的に邪魔くさいのが嫌な人間である。
そして、”仕事は盗め”が基本方針である。
今のオイラのスキルらしきものも、ほぼ全て盗んだものである。
自分の店に過去に居たヒトの作業を盗み、他店を見ては盗み、自分で試して確信する・・・。
”こうなりたい”と最初に考え、それには何が必要か?列挙して潰していくタイプでもある。



となると、「成長したい!」という意志があれば、勝手に成長するやろ!
と思うのだ。以前居た会社と比べたら、遙かに成長しやすい職場である。仕事は全て目の前の売り場に転がっており、目の前でそれをこなしているヒトがいる。
”仕事を盗む”オイラからしたら、やり易くて仕方がない職場である

オイラが直に言わなくとも、オイラのやってることを見れば、やるべきことは一目瞭然なはず・・・。

それを何でイチイチ言わないといかんのか?
そして、何でイチイチ言って欲しいのか?


はっきり言って、こういう風に開き直る人間がオイラは大嫌いである。


個人的に重要な局面を迎えている中で、何でこういうことが起こってしまうのか?

これも運命と受け止めて、しばらく向き合ってみようと思う。
正直なところ口も聞きたくないのであるが、仕方がない、仕事だしな。



そんな中、オイラは男の新人君と仕事が終わるとタバコを吸いながら、世間話しながら反省会をするのであるが、今、そこには社員薬剤師も混じっている。
そういうことをしているのが、どういうルートか知らんが、女新入社員の耳にも入っていて、
「男同志で、熱い話をしてるんですってね。」
と来たもんだ。
・・・別にノケものにしてる訳でもないんですが・・・
・・・オイラが店をこうしていきたい、みたいなことを喋ってるだけなんですが・・・



本当に、どうして欲しいんですか〜っ(笑)?