また万引きだったりする

さて、万引きネタを頻繁に書くが、これは愚痴ではなく、
万引きという犯罪の重大性を広く皆さんに知っていただきたい、
という狙いがあったりする。

たかだか、20人/日くらいしか見られてないブログだが・・・。

このブログを見てる方々はおそらく万引きなんてした事ない(いや、昔したことがあるが今はしてない(失礼だが敢えてこう書いておく))ヒトが大半だと思う。そんなヒトたちに書いたって仕方がないじゃないか?とも思われる。

ところがどっこい、10年後くらいにはご子息がそれなりの年齢になり、万引きというもののちょっとした当事者になる可能性があることを、声を大にして訴えたい(笑)


下手こいて捕まっておまわりさんに連れてこられるヒトの年齢・・・、中学生とか高校生、果ては小学生である。つまり、”物を買う”ということが出来るようになると、万引きも同時に覚えるようである。


学校というのは勉強するためだけに行くのでは無い。
なるほど確かに、

万引きも習ってくるようだ(笑)。


偉そうに言うオイラも、小売業というものに携わるまで、万引きというものの卑劣さには鈍感であった、というか、「1個や2個盗まれてもどうってことないだろう。」と思っていた。
実際、



どうってことある


のだ。


今の職場になって思う。

商品って本当に売れないんだな

と。

数多くの得たいの知れない(笑)商品が数多ある中で、置いとけば売れるような商品なんて両手で数えられる程しかない。そして、そういう商品というのは例のごとく利益がない(笑)。

テレビや雑誌で多いに話題になったり、大ヒット中、みたいなコピーが付いてる商品ですら、「1個や2個どうってことないだろう。」と言えるほどは売れないのだ。

先日、テレビで見たんだが、とあるスーパーにて集客用に用意した卵のパック。
「1個盗まれると、それを補うためには10個以上は売れないといけないと。」
これがどういうことか、ちょっと真剣に考えて頂きたい。


とあるモデルらしきヒト(最近こういうヒトが多いなぁ)がタイアップしてるアイライナー。1300円くらいする。これが一つ盗まれたらどうなるか。

月に10個ほど売れる(10個ほどでも売れてる方で、こういうものの積み重ねでなんとか利益を確保する)。
店のメインの売り場で、こいつで利益を取ろうという位置づけの商品。
1個盗まれた結果、そいつを穴埋め(こういう言い方もおかしいが)するのに4個くらい売れる必要がある。

月10個しか売れないのに、その内4個が盗まれた分の穴埋めである。



甚大な被害である



ことは言うまでも無い。

しかも、この商品をちゃっかり売る(笑)ために、それなりのスペースを使用して売り場を作るのだ。

オイラの努力の結晶はたった1個の万引きで台無しに・・・。


まだ、1300円くらいならマシである。これがマキアージュとかコフレドールとかいうものになると、さらに金額は跳ね上がる。それを穴埋めするのに何個売らないといけないか?
SK-ツー(文字が表示されないようだ)?考えたくも無い(笑)。



繰り返すが、ほとんどの商品は置いとけば売れるものではないのだ。利益を取るためには、それなりに苦労と研究が欠かせない。必然的に時間もかかる。


くどいようだが、たった1個では済まないのだ。



それを「出来心で・・・。」とか言われても困る(笑)。
「警察には連絡しないで欲しい。」
どの口がほざくか?と思わずには居れない。


「言い訳はいらん。とにかく、金を払え!3倍ほど。」

ってのが本音である。



そこそこ頑張って売り場を作る。商品の列が凹んでいたら、
「イャッホーイ、速攻売れたぜ(嬉)。」
となるはずが、
「これレジ打った?」
「どれどれ?。」


パクられとるやんけ〜(怒)。



なんて不毛な仕事なんだろう(笑)。




さてさて、真面目な話はこれくらいにして、今日下手こいて捕まったのは普通の美人なおねぇさんである。


女のヒトの顔は半分万引きで出来ている


と思わずには居れない(笑)。


おねぇさんは置いといて、女子中学生がそんな化粧する必要あんのか(単純に外見的に、あるいは社会的に)?

今と昔では違うだろうけど、オイラが中学生の頃の小遣いからすると、こういう化粧品なんて買ってる余裕なんて無いと思うのだが。

はっきり言って、まだ、援助交際でもしてお金出して買ってくれたほうがマシ、というかありがたいくらいである。

それにしても、オイラがわざわざ破格の安値を付けてる(笑)ものを買わずに、単純に欲しいと思ったものをパクってしまうあたり、


我慢という言葉を知らない

ようである。


身の丈というものを知らない


とも言える。


お姉ちゃんなんかがいるヒトが、お下がりの化粧品を使って可愛くなっちゃってたりするのを羨ましいとか思う気持ちもわからんでもない(勝手に決めちゃってるが本当のことはわからん(笑))。

しかし、中学生なら塗ったり書いたりする前にやることがある(笑)。


まずは、デオドラント。
はっきり言って汗臭いよ(笑)。
8×4でもBanでもAgでも使ってみるべし。Agが698円するが、他は500円で買える。ワンコインだよ、ワンコイン(笑)。香水?身の程を知るべし。

そして、髪の毛。
ちょっとお高めのシャンプー、コンディショナー、トリートメントを使ってみるべし。シャンプーなら家族で使えるので、親を説得するとタダになる可能性もある。実際、ツバキとかh&sとかLUX、パンテーンとかで十分な気もする。容器があれば詰め替え(別にツバキの詰め替えでツバキの容器が必要な訳ではない)を買えばよろし。これもワンコイン。
ちょっと余裕があるヒトは、さらに洗い流さないトリートメントとかを使ってみればよろし。ちょっと高いが、1000円もしない。アイライナーからしたら安いもんだ。

これだけでも十分見せ付けるに値する髪の毛が出来上がると思われる、若いんだし(笑)。



変に”物を売るために存在する雑誌”の影響を受けないで欲しいと折に願う。


後は、比較的安めで道具が揃うネイルに手を染めるのも良いだろう。全く映えないと思うが。


化粧水云々も親のものを、ちょっくら拝借すればよろし。十分である。
親がいないヒトはどうするのか?



知ったことではない(笑)。



おっと間違えた。
お安い化粧水ご用意しております(笑)。



という具合に思うこともある。