試乗会

という訳で、成り行きでとうとう乗ることになってしまったバイト君の戦闘力20%(今はもう少しあがってると思われるが)昔のGSX-R750。何故かわからんが、右のブレーキレバーがカウルと干渉するので(笑)、左周りのオーバルをクルクル回っただけだが・・・。

最初左に曲がろうと思ったら・・・「曲がらん(汗)。ハンドルが切れていかない。」
タイミングが良いことについ最近、減速したら勝手に曲がるじゃんと書いてしまったところだが、負けてたまるかと他人のバイクに乗ったなかでは一番本気で曲げてみたらなんとか曲がる。

・・・それにしてもハンドル切れてくるのが遅い。


で、ここで終わったらネガティブなところしか出てこずに終わっていたんだが、他人のバイクの割りにしつこく回ってみたら、他の面も見えてきた。


とりあえず、このブログらしくグダグダと書き綴ってみたい。


サスペンションは修理したらしいが、はっきり言って良いと思う、ERよりは良く感じる。フロントなんてめちゃくちゃしっかりしてるし(確かバネをWPにしたと聞いている)。
ついでにFブレーキも握り始めから効く。他人のバイク試乗ペースでは簡単に止まってしまう。オイラのERもこれくらい効いてくれても良いんだが・・・。フロントの沈み込みが少ないように感じたが、これはペースが上がればちゃんと沈むんだろうと勝手に想像しておく。
今までに乗らせてもらったスポーツバイクに特徴的な性質であった、「なんだか車体がしっかりしてる。」感もしっかりあった。この車体しっかり感はオイラ的には大好きだ。

バイト君曰く、「下が無い。」というこのエンジン。とりあえずマフラーをノーマルに変えたら?とオイラは思うんだが、
しかーし、
めちゃくちゃスムーズだな(笑)。
そしてエンストする気配が微塵もない。他人のバイクに乗ったとき、ここんとこが一番気になってオイラはあんまり他人のバイクに乗りたがらないんだが、全然気にならない。速度が落ちすぎたなぁと思っても、アクセル開ければ「チュイーン。」と自然に回りだす。ボコボコ言い出すオイラのERとは偉い違いだ(笑)。

・・・ちょっと感動。


そしてさらに感動的なことが・・・。
旋回中の安定性サイコー!!!


なんやねんコレ?反則やぞ(笑)。まぁけどこれは傾け難いとか曲げ難いと感じたことと関係してるかもしれないので、あっちを立てればこっちが立たず的な感じになるかもしれないが、しかし、安定してるなぁ。


SV400Sとはエライ違いだ。


このGSX-R、見た目はボロイが、決してハンデになることは無い、スクールのペースなら。それ以上のペースは知らんからなんとも言えん(笑)。コッテコテのセクションとかかなり切り返しが頻繁なコースとかどうしようとかオイラは思ったけど、そこは乗り手のみが会得していく技術だろうと思っとく。


さらに、一般的な体型のヒトにはつらいかもしれない今となっては長めのタンクだが、これがオイラにはぴったりなのだ(笑)。跨ったときは少し不安に感じたが、オイラにはこっちの方が向いてるみたいだ。

なんというか、凄く良いバイクだと思った。オイラのERには無い”武器”がコイツには備わっとる。ちょっと欲しいくらいだ(笑)。


ただ・・・ただね・・・、






下半身が窮屈すぎる(笑)。