某川ライスク(2008.06.14)

1年以上ぶりに行ってきました。一応、バイト君の引率という名目で・・・だったんだが、個人的に試したいことは山ほどあったりして、兵庫では血で血を洗う激戦が行われていたり、宮城では地震があったりしたこともつゆ知らず・・・。
結局、

警告
教習所コースで不安のあるタイヤでミニとは言えサーキットを走るべきではない

ということを思い知り、翌日には速攻で某バイク屋さんにBT-090をお願いしに行く始末w。


後輪の周りだけ雨が降ってるんじゃなかろうか?的な不安定さとの戦いであった。


振り返ってみると、今までは前輪の端がなくなって来て、かつ、後輪もそこそこなくなってきて前後まとめて交換ということばっかりだった。今回ほど後輪を使ったことはなかった。完全なる経験不足・・・。

走行中、”神様「後輪は多少滑っても大丈夫。」なんて書いてごめんなさい。もう2度と書きません。だからあと少し、もう少しグリップ力を回復させてください。”と祈っていたw。

それはそうと、休憩時間などに後輪を見てみるとタイヤかすがベッタリ。こういうのはハイグリップタイヤに起こるもんだと思っていたんだが・・・。しかもオイラのタイヤだけ別格の拾いっぷり。何故だったのか?一応写真も携帯で撮って見たんだが、あんまり上手く撮れてなかった、残念。そして真ん中にはブレーキロックの練習でもしたかのような縦模様の傷みたいな線が一杯・・・。


という訳で、折角なので後輪が滑るという状態がどういう状態だったのかを記録しとこうと思う。オイラ自身にだけわかるような書き方でw。
とりあえずタイヤの踏ん張り感は無い。回転なんかもしたんだけど、過去の何も気づかずにそのまま転倒したあの転倒直前の抜けていく感じが絶えずする。この2点。
それによって、切り返せない。進入で寝かせていけないなど、出来なくなる操作がいろいろあった。今回のテーマとダブって最高に困った点は、アクセル開けれなかったことだ。


という訳で、スクールを振り返ってみよう。

例のごとく8の字からスタート。ここで、”顎を引く”というのを意識してみる。


・・・こ、これは!!

プロテクターが邪魔だ(笑)。このことに関しては別項目で書くことにする。

途中、右手がハンドルが切れるのを邪魔しているのかも?と右回りの不自然さの原因をアドバイスされた。
この原因、

SVの頃、右手が挟まって問題ないように小回りする際は、曲がる前からアイドリングを作ってしまいそこから曲がっていた。その癖が今も残っており(エンジンが止まるかもしれないという別の不安もあり)、アイドリングを作るまでの時間ハンドルの動きを妨げているようである。

という訳で、乗り変えた頃と違い、今はそこそこ信頼関係も構築されているので左と同じようにやってみる。そこそこ行ける。というか、”顎を引く”ってのがかなり効果大だ。SVの頃もそうだったんだが、慣れてしまえば「このエンジン結構粘るじゃん。」となるようである。



直パイ
思い切って切り返せない・・・orz。とりあえず、今までの方向性を確かめてみる。どうも上手く行ってるときってのは、「Rブレーキほとんど使ってないようだ。」これは意外であった。なんかほとんどアクセル操作だけで走ってしまっているようである。あとは、例の如く「曲げてしまえ。」で行けてしまうようである。安定性がまだ足りないけどもまぁそれは追々付いてくるだろうと思ったりする。走行ラインが重要っぽいのは相変わらずで、絶えずこちらが先手先手を打っていく方が上手く行くようだ。

その一方、Rブレーキもっと使っても良いかもというのもあったりする。この辺はタイヤが新しくなってからということで・・・。

コーススラ
さて、ERの加速はいかほどか?という訳でスタート。「おーっ、出るねぇ。」で終わった(笑)。この時点で1本指のブレーキは不味かろうということに気づく。過去にそういうことは何回もあったんだが、今回ようやく重い腰を上げ、2本指でブレーキを掛けていくことにした。細かいところは1本のまま。

途中のUターンで”もう少し進入で溜めてから曲がっても良いんじゃないでしょうか”とアドバイスを受ける。ラインが小さかったようだ。この点に関しても別項目で書くことにする。単に小さかっただけではないからだ。
で、いつもどおり「ぐお〜っ。」と曲げてアクセル開けると後輪滑る・・・まぁ良いやいつものことさ・・・と思っていたが後に大変な思いをすることに・・・。

ともかく、”顎を引く”というのを全編通して意識して走った。気が付いたら顎を引く。目線はもういい、むしろ地面を見ていい、とにかく顎を引くのだ(笑)。その結果、リーンアウトになっていたと休憩時間にアドバイスを貰う。滑るのが怖かったのか知らず知らずそうなっていたみたい。
で、最後らへんの定常円っぽい旋回部分で本格的にアクセル開けれなさそうな雰囲気を感じる。バイクを起こすためのアクセル操作がど〜も出来ないっぽい(汗)。開けて良いのかこの状況は・・・。


北コース
午前中に少し走った。ちょっと楽しみだった。SVでも北コースなら付いていけた。で、パワーのあるERならどうなるのか?と。
しかし、走り出すと変わった。


許してください(涙)。


某°島ライスクのコーススラのS字の入り口の左コーナー的な入り方をする部分だらけだった(エンブレで滑った箇所)。
「これはいつも通り行ったら滑る。」
と過去の滑り体験から判断。
奥の複合コーナーも
「このバンク角をキープするのは非常にやばそうだ(汗)。」
という訳で、ピヨピヨ走りに・・・。

で、1年以上開いたのがいけなかったのか、「俺、SVのときどこ走ってたっけ?」という末期的的な症状が・・・。


北コース(回転付き)
回転中、後輪が抜けそうな感触がしていた。フルロックで回転出来ない。もう一寝かし・・・・・・出来ない(汗)。


ブレーキング
これくらいはキッチリやらんとイカン。2本指でぐーっと握る。良い感じ。着地も余裕の左足。フロントはちゃんとしてるようだ。

南コース
今回、というか3年ぽっちのバイク人生の中で最大のクライマックスを迎えた(笑)。
最初は全く付いていけなかった。
「アクセルさえ開けれたら・・・。」
このまま終わるのももったいない。今や貴重な石油製品であるタイヤをきっちり使い切って終わりたい。
という訳で、探りながらアクセルを開けていく。いや、いつも探ってるんだけど、めちゃくちゃ慎重に。
で、
「2速だし大丈夫かも。意外とガバッと開けてもいけるんじゃない?」
という感触を得て、かつ、ちゃんと開けれたら付いていけたこともあり、そこそこバイクが起きたらガバッと開けてみた。意外といける。ちなみにラインも工夫していた。少しずつ思い出すSVのライン。
そして、ホームストレートに入ってアクセルを開けた瞬間、




尻が浮いた(汗)




「あ〜っ、これがハイサイドってやつか〜・・・。俺のバイクも宙を舞うのか(笑)。」
と、1年前以上の出来事を思い出した。
実際、どのくらいリヤが動いたかはわからんが、過去最高のクイックさと移動量だったことは間違いない。そのとき、某バイク屋さんの顔が浮かんだ。




「膝〜〜〜っ。」



とりあえず転倒は避けられた。このときの左ひざの感触は今でも残っている。
今思えば、膝で締め付けてはいたものの、外足ホールドってのを全くやっていなかった。これはこれで効果があるのかもしれない。



フルコース
もう後ろをトボトボと。「もうやることはやった。」的な気持ちもあったが、最後の課題。

ホームストレートで何キロ出るのか?

こいつを検証しなくてはいかん。今回の結果はとりあえず最低これくらい、ということになるだろうが。


1コーナー入り口付近で100kmは軽い。なぜか静止状態からスタートの最後のタイム計測時が一番速度が出て(笑)、110kmくらいは出るようである。これでまともにアクセル開けれたら・・・ワクワクする。
で、裏ストレートだが、2速だけでトボトボ走って、90kmぐらいは軽くでるようである。SVだと必死のパッチで100出るかでないかだったりしたのを考えると、

もう全然パワーが違うようである。


さすが排気量1.5倍。奮発した甲斐があったというものだ。


で、久しぶりに参加してみて、

「このまま終わる訳にはいかない。」

と勝手に思い込み(笑)、次々回くらいにもう一度参加してみようと思ったり。それはそうとこの速度域でのブレーキの練習をしっかりやりたい気持ちもあったりする。今度は言い訳のできないタイヤで・・・。