たぶんこんなことでも死ぬんだろうなぁ

かなり極論だけども、オイラの場合、教習所なので転倒しただけですんでるけれども、これが公道だったら死んでたりもするんだろうなぁと思ったりする。もちろん、公道で自分の限界やらバイクの限界やらに挑戦するなんてことはしないけれども・・・。何がいいたいかというと、自分の意識とバイクの動きのズレみたいなものだったりする。

リッターSSなんかを購入したとして、セパハンはSVで乗ってたしエンジンも粘るしってことで、街中喜んで走ったら死ぬんだろうなぁ、とか思ったりする。自分は大丈夫と思ってたり、慣れてるんだっていう思い込みが思わぬ結果を招いてしまったり・・・。


まぁ今回のスクールでの転倒は練習だから転倒もするだろう、と片付けてしまうことも出来るんだけど・・・避けようと思えば避けれたのだ。
つまり、エンジンが粘りそうだからって何も納車の翌日の8の字の旋回中にそれを試す必要があったのか?って話。もっとじっくり感触を確かめても良かったんじゃないかなぁと思う。以前は8の字って、楽しみだったけどもっと怖いものだったのだ。それがそこそこ回れるようになると舐めてかかっていたのかなぁ、と思うのだ。


よくよく考えてみると、SV400Sで転倒しなかったってのは3年ほどの積み重ねがあったからで、その3年の中にはもう無意識にやっていた操作(前の日記の小技など)もありーので、まぁ箇条書きにすることの出来ない程の極めて個人的なノウハウがあったように思う。
今、ERに乗っていてなんとなく怖いってのは、その辺がすっぽり抜けちゃってるんじゃないか?と思うのだ。失速するときはどんな感じなのか?ってのも実際転倒してみてSV400Sとは違うし、同じようにアクセル開けても復活出来ないという現実。


SV400Sの3年目、もっというと、バックステップを付けてから以降の感触をそのまんまERでやろうとしていたのだ。


これは大きな誤りだった。


実際、小回り時の小技ってのは”いかに転倒せずに、とりあえず回りきるか”ってのを考えた末、さらに、真夜中のコソ練でじっくり検証してものにしたものだった。何も速く走ろうとか上手く走ろうとか思ってやったことではない。ERで検証したのか?というとやってないし、そもそも転倒するなんてことを考えてなかった。


こうして文章にすると、正にアレだ。


慢心



ってやつだ。


まぁうpハンなので、限界まで挑戦してやれ!!的な、オイラがうpハンのバイクに乗ったらこうするぞ!っていう気持ちも手伝って無茶をした感もあるけども、


結局、どんなに頑張ったってオイラなんかまだバイクに乗り始めてたかだが3年とチョイなんだ、所有したバイクもSV400Sだけなんだ、ってのを身に染みて感じた次第である。バイクが変わっただけで直パイが出来なくなる・・・その程度のヒトである。


ただ、練習するにあたって、「オイラは絶対に出来る。」とか、「突っ込めー。」とか、「寝ろー。」とか、ちょっと無茶してやろう的な気持ちは大なり小なり必要だなぁとも一方で思う。SVで坂道レムニーを門真で初めてやったとき、某団体のやたら細かい最終セクション、初めての回転、8の字、Uターンなどなど。



SV400Sに乗ってた頃のオイラのモチベーションの源は、”うpハンに負けるか”だった。
で、今、言い訳出来ないバイクに乗ってる訳だが、どうしよう(笑)。”バイクに負けるな”にしておこう。



折角、真面目な話だったのに、結局こうなるのか・・・orz。