某°島ライスク

ERに乗り変えて、切り返したり寝かせたりはなんとか形になってきた気がする。が、そこそこ自分のタイミングでこういった動作ができるようになったところで問題発覚。

やたらとパイロンに近づく傾向あり・・・。これに伴って90度曲がるところがどうも遅い原因もわかってきた。同じ90度でもクランクとかだと平気でパイロンだと駄目ってのも、どうもイン付きが早いというかラインが悪いようだ。


とりあえず、SV400SのリズムをそのままERに移植してやろうと考えているんだが、そのままでパイロン回ると、ERの方が良く曲がるようで180度くらいのターンだと90度くらいで体がパイロンにベタツキになり、立ち上がり付近ではクラッチレバーなりブレーキレバーなりがパイロンにもろ当たるラインを走ってしまう始末・・・。
千鳥なんかでブレーキレバーが当たりそうなのって結構怖い・・・ということを知った。SVだと当たりようがないというか、そこまで小さく回れなかったのか?そういうことはなかったんだが・・・。
カウルが無いせいだろうか?視界が変わったからだろうか?ハンドル位置が変わったせいで曲がった気になって実は曲がってないんだろうか?ごくごく自然にパイロンに突進しているのが現状である。まさか立ち上がりでパイロンに突進するなんて・・・orz。

多分進入する位置はそのままで良い気がするんだが、差込量が足りないんだろうと考えていたりする。速度を乗せようと思うと車体1個分以上は差し込まないとイカン気がする。あとタイヤ2,3本分くらい外を回す感じかも。

折角、パワーを得たのにパイロンが邪魔で立ち上がれんとはなんとも情けない話である。


というのを途中で意識して、とりあえず、コーススラのスタート後2本目のパイロンを意図的に外から入ってみた。白線ありーの、砂が浮いてそうな雰囲気ありーので怖い部分もあったんだが、走ってみて・・・「そういえばSVはこんな感じだった・・・。」と走行後に気づいてしまった。なので、千鳥1本目に向かう加速だけはSV400Sに追いついた(笑)。
しかし、そこからがパイロン寄り寄り病のせいでメタメタなんだが・・・。



クランクはなかなか良いリズムで走れた感じがした。SVで変に速度が落ちてた部分もそれなりに走れたと思う。けど、ゴール後に薄っすら聞こえたタイムは前回の不慣れなERのときよりも落ちた気がする(笑)。
とりあえず、外から外から奥へ奥へ侵入するようにすることにする。こういうのってハンドル切れ角が変わっても同じようである。


今回、自分より速いヒトの後ろに点いて8の字をやるチャンスに恵まれたんだが、この立ち上がり付近で真綿で首を絞めるようにじわりじわりと差がついていく(笑)。10周も走ると半周ぐらいついてる。実際3周程走ったところで勝負ありといった具合だった、勝負では無いんだが。これも立ち上がりの不味さを認識するには良かった。


休憩時間に遅乗りの練習をしようと思いきや、なぜか8の字をやることになった。周りの視線が集まってる気がする(笑)。SVのときはこんなことなかったのに・・・。ERパワーか?単に周りにヒトがいただけか?「見ないでくれ。オイラなんか見るべきところなんてなんもないし。」と思いつつーも、後輪が白線に乗ったせいでズルっと滑りーの、相変わらずパイロンを舐めるように周りーので、やっぱり見るべきところなんて無い走りだったが、途中気がつくと後ろに主催のヒトが走ってた。
で、「速度落としすぎ、2段階で減速してる。」ということだった。自分の操作と照らし合わせて、ばっちり心当たりがあった訳で「やっぱりこのままじゃ不味いなぁ。」と思う。
とりあえず、1段階目はRブレーキを踏んで効き始めた瞬間だろうと、2段階目はハンドル切り足したところだろうと・・・。ハンドル切り足しなんてSV400Sでは切れ角の関係で無理だったんだが、ERだと切り足せるだけの十分な切れ角があるのでやってしまっていたのだ。意外と出来るもんだなぁと思う反面、あんまり使い道がないなぁと思った。もうパイロンなり縁石なりに当たりそうといったような時ぐらいしか思いつかない。小回りはするんだけども。



それはそうと、最大の懸案事項は2速で直パイが出来ないことだろう。格好悪いぞー直パイ走行不能なんて(笑)。とりあえず、減速が足りてなくてリズムがメタメタになってるのに気がついていたので、ちょっとしっかり目に減速して直パイに進入してみたんだが、ここでもパイロン寄り寄り病は発症しているようである。一方、「減速が足りてないなら無理やり曲げて減速も兼ねてしまえ」と、慣れてきた切り返しで「うおりゃ!。」と寝かしてみると、「プスン。」とエンジン止まりそうになったりで、なかなか練習以前の問題の気もしてきた。

「プスン。」という音が実際聞こえて、パワーも無くなる訳だが、この音をどう解釈するか?まだ行けるととるか、もう止めとけととるか?慣れるしかないな。

2速で直パイをすると、とりあえず失速して転倒しそうというのは確かだ、というかした。なので、ある程度速度を乗せようとすると今度はエンジンが付いてこない。付いてきたと思ったところで突っ込み過ぎになっていてパイロンに詰まる。そこで減速するともうアウト。という悪循環。適当に避けることもままならないのが情けない。
という訳で、アクセル開けて閉めて・・・という走り方ではまず速度というかエンジンの回転数が維持出来ないようである。閉めて回転下がり開けても回転上がらない。となると、やることは一つ。


開けっ放しで行くしかない。


そういえば、SVではさっさとこの方法に切り替えたのに、ERになると何度か転倒しないと切り替えないなんて・・・。何がそうさせてるのかさっぱりわからん。

試した結果、まだ速度調節が不慣れな部分もあるが、まぁいけそうな速度は維持可能である。直パイさえ抜ければ、千鳥はなんとかなる。あとはラインを考えれば・・・。


という訳で、ラインなんだが、もう大胆に横から入るくらいの気持ちで1本目に望んだほうが良さそう。あとは、速度を維持して横に横に振っていかないとイカンっぽい。さんざん「バイクを振れ。」と言われているんだが、どうも、アクセル開けっ放しと組み合わせて初めて機能し始めるようである。まさか切り返しでエンジン止まるとは思いっきり想定外であった。


という訳で、リッターのツインなんかで走るのって大変だなぁ、SV1000にしなくて良かったと少しホットしたりする(笑)。まぁアクセル開けっ放し法の完成度によるんだが。