踝ホールドの検証、その他

革パンだとやっぱり革パンパワーのおかげ?
という訳で、ジーパンにブーツというスタイルで試してみた。お尻の周囲はやっぱり滑るが足元はバシッと止まってる。


まぐれじゃない(笑)。


新しく試してみていきなり嵌るのも珍しいというか奇跡なんだが、体感できる程ホールド力がアップしてしまった。で、これがどれほどのものかというと・・・


”革パン、コレ反則!!”に限りなく近いくらいのもので、前後サスのOH before after や、GPR-100からα-10に変えたときや、フルフェイスからジェットヘルに変わったときに匹敵するほどの感動。



しっかし、くどいようだが1年と半年余り頭を下げることばっかり考えていた訳だが、それを止めた途端に何かを得てしまうというのは、なんだか拍子抜け。
一方、頭を下げるというのを意識しなかったんだが、タンクと胸部プロテクターとの接触具合からみて決して頭が上がっていた訳でもないと思う(直パイでは上がってると思う)。
今まで費やした時間の対価かどうかわからんけども、普通に乗るのが楽な事楽な事。
面白いのはがっちりホールドすると下半身がボロボロになって、結果として物凄く疲れるのではないかと思っていたんだが、これが意外と楽なのだ。翌日の筋肉痛の具合からみても疲労の蓄積からみても楽だったようである。

ってことはだな、普段のあの疲れようは滑ってたのを修正するためにボロボロになっていた・・・とも言えんこともない。


夏の合宿でも膝が擦り剥けたりしたが、あれも結局ずれてるから擦り剥けるのだと思うので、マジでズレなければ擦り剥けることもないのでは?とも思ってしまう。



で、踝ホールドが万能だったか?というとそうでもなく、Rブレーキのペダルはちょっとしか踏めない。ブレーキ操作によって膝などがズレるというのは従来と同じようだ。しかし、こいつがまた良い具合に作用し、また、コース自体がそこそこ速度が出るコースだったことで、Fブレーキで速度を落とすというのが上手く行ってしまった。これが速度が出ないコースだとエンブレだけで速度が落ちるし、Rブレーキだけでそこそこ足りてしまうのでRブレーキに頼ってしまう部分もあったが(踏み足しなど)、今回はRブレーキはクソの役にも立たないので最初から当てにしてなかったことも良かった。ってか、なまじRブレーキで減速出来る程度の速度で侵入してしまうからいかんのだろう。もっと死にそうな速度で侵入したほうが今後のためだろう(笑)。



話は変わって、σ( ̄。 ̄) オイラは鋭角なターンが苦手である。理由はもはや言うまでも無く右手問題なんだが、今回そこも上手くいった。キレイにハンドルとタンクの間に収まっている右手を見て少し感動。「俺はコレがやりたかったのだよ。」という状態が目の前に・・・。で、思ったんだが、やっぱりバンク角は大事だな、と。


で、この1年半はどっちかというと某柏乗りに近かった(雑誌の解説を見る限り)。お尻の穴を前に・・・的な感覚は完全に犠牲にしていた。が、今回ホールドが上手くいったのでどっちかというと、背中丸める的なフォームになったと思う。どっちがどうという訳でもないんだが、ホールドが上手く行くと後ろへの体重移動がこれまた楽である。