某°島合宿  2

1日目が終わり革パンを脱いだとき、両膝が大変なことになっていた。体育館なんかで膝を直接床に擦ったときのような感じで皮が剥けていた。おにゅーの革パンだったせいか、革パンの色もばっちり膝に写っていた。内側のメッシュの穴の部分だけ写っているので、黒い点が一杯・・・。右手の中指の第一関節にはマメが出来ていた。翌日、左手の中指の付根にマメが出来ていた。終わってみると、マメが4箇所出来ていた。


なぜか日焼けは軽症だった(ちなみに、カネボウのアリーってやつを購入しておいたんだが使わずじまい、結構いい値段したんだが・・・)。


不幸を振り払うというかなり大きな目的があったせいか、開始そうそうなかなか気合が入っていた。

去年は手も足も出なかった幅が一番狭いボックス千鳥が出来たり出来なかったりした。というのも、イントラさんが見ていたときに出来てたらしいが、なんせ前輪がカウルのせいで見えないので、自分だけしかいなかったときは出来てたかどうかはわからなかったりする。そのくらい微妙。
どのくらい寝かせたらどのくらいで回るのか?とか、寝かすのはどのくらいの速さが必要か?とか結構細かい事がわかった。


最初のバンク付けの速度はかなり重要であることがはっきりした。今回やってみて出来るか出来ないかの境目はこのスピードに拠るところが大きかった。最初にしっかり寝かさないと、あとからなんぼバンク角足しても遅いようであった。


少しでもFブレーキを使った方が小さく回れるようであった。さらに、Fブレーキを掛けてる間に上手く寝かせてやることが出来た場合、かなりの確率で上手くいった。ただ、失速のリスクは大きいかもしれない。



今回SV400Sに乗っていて初めて内輪差というものを意識した。「よし出来た。」と思いながらクルゥ〜っと回ってると、コツンとリヤカウルがパイロンタッチ。これが主催のヒトの言う途中で起こさないといけないってヤツか?とか思いながら回った。


去年と比較して一番変わったのは多分このボックス千鳥だろうと思う。練習の質も「転倒しないように・・・。」から、「如何に小さく回るか?」という当たり前のことが練習できてる気がするからだ。


リーンウィズリーンアウトを試したんだが、ウィズでも出来るようである。ウィズの方が押さえが効くような気もしたがその辺はもっと練習してみないとわからない。




コーススラでは、でっかいS字(道幅指定)を走ったんだが、走ってる途中でなんともいえない不完全燃焼感を感じた。

「もっとアクセル開けても良いはずなんだけど、フロントが・・・。」

という訳で、頭を下げつつちょっとずつアクセルを開ける量を増やしていく。走っていくうちにFブレーキをしっかり使わないといけないなぁとなってきたんだが、やっぱりフロントが・・・という心配は依然としてある訳で・・・。で、実際、プルプルしてる感触がある。

イントラさんにフォームの切り替えをもっと素早くやったらよいということを言われたんだが、このフロントの怪しさのせいで思い切れない。


という訳で、いつもならこのままFフォークOHの話になるんだが、今回はこのFフォークの怪しさをちょっとマシにする方法も見つけてしまった。が、それは翌日の話だった。



コンビネーションスラロームってのをやったんだが、4.5mの直パイがわらっちゃうくらい出来ない。寝かしたバイクが起きて来ないは、パワーは出ないはで、「なんでこんなんで失速寸前やねん。」と思いながらやっていたんだが、これまた原因は翌日にわかることになった。
2速でタイム計測したんだが、案の定、SV全く立ち上がらず、これまた不完全燃焼。

「1速と同じように考えてたら駄目ですよ。」的な話の後、コーススラとコンビスラで自由に練習できたんだが、敢えて、コンビスラばかり走ることにした。


とりあえず、大きく回ってエンジンの回転数を落とさないようにした。翌日のトライカーナでもわかったんだが、ある一定のところから下に回転数が落ちると全くダメダメなようである。他にも理由はあるんだが・・・。
パワーが出ない事を良いことにRブレーキ踏みまくってアクセル開けて回転数上げて、バイクが軽いことを良い事に押さえ込みながら走った。
ある程度速度が乗ってくると、エンブレが無いので曲がるためにFブレーキがやたらと使えることに気づく。これくらい使えたら、Fサスが伸びるとか文句は言わんな、多分。1速だとどれだけエンブレに邪魔されてるか?ってなことだろう。



ただ、立ち上がらないことを除いて(笑)。


その日の飲み会で、主催のヒトにσ( ̄。 ̄) オイラの弱点を指摘される。


アクセルが開いてない、と・・・。