某所で練習会

今日の課題は、
○タイヤの皮むきを終わらせる
○ジェットヘルに慣れる
ということだった。

しっかし、トラ○カーナがどうのこうのと書いていたら、早速、変則的であったが本当に15×25mのサイズのコースを走ることになったり、とうとうハイグリップタイヤのハイグリップたる所以を知ることになったり、ジェットヘルの視界は本当に広いということに感動したり・・・と盛りだくさんの内容となった。


(トライカーナ)
どうも真ん中のゲートの部分がどうみても狭い気がするんだが(笑)、予想通りこの1.5m幅というのは狭い。色々走行ラインを妄想してはいたんだが、ここまで狭いと選択肢が無い。従って、イチイチ自分では試さなかったんだが、他の人の走りを見て「アレは駄目、これも駄目」と妄想ラインを消去していった。
その結果の走りは見ての通り(って誰も見てないやん(笑)。)。
最終的にタイムを測定したんだが、まずスタート位置が真ん中のゲート部分ではなく、もっと下がったコーナー付近であったことと、最初のコーナーにはどこをどう走っても、ゲートで1回切り返さないといけないスタート位置であったことを記しておく。

走行ラインは直線→ターン→直線→ターン・・・という走り方。結構、真ん中のゲートで切り返してそとに振るヒトが多かったんだが、そういうヒトはその切り替えしポイントがブレーキングポイントになってることが多く(走り易いんだろうか?)、ちょっと損してる感じを受けた。しかし、切り返してしまうのもわからんではない。俺もそれくらい狭いと感じた。しかしを重ねるが、切り返すなら切り返すで真ん中のパイロンからコーナーまでの距離が伸びる訳だから、ここで1発アクセル開けて、それからブレーキでも良さ気ではあった。
自分はというと、狭いゲートを通し如何に直線で走るか?その直線後のターンを如何に素早くやるか?ということに注力して走った。ここでα10というタイヤの性能とやらを知ることになったんだが、それは後述することにする。

タイム 34秒17

はじめてトライカーナを走った感想
タイムアタックなんて、1回や2回はミスするものだろうし、そこをどうカバーするか?ってのが技術なんだろうと思うが・・・、「まだタイム削れる」と思うのが人情だろう(笑)。



(α10の性能とやら)
BT56→BT090→Pパワー→GPR100
ってのが、今までの履歴なんだけどもハイグリップというと滑るときに「ニュルニュルニュル」と滑るというぐらいで、特にありがたみは感じなかった。GPR100にしたときも「意外といけるやん。」ってな具合だった。
今回、GPR100から同じダンロップのGPRα10というタイヤにしてみた。同メーカーのツーリングタイヤからハイグリップへの変更なので少しは違いがわかるかな?と期待していたんだが感想としては


コレ反則(笑)


トライカーナをしつつ、皮むきをしていたんだが、最初はちょっとビビリが入ってバンク付けとか躊躇する場面とかブレーキとか掛け損ねたりしたんだが、そんなんでも曲がってしまえたりする。GPR100だと「あぁ、減速足りなかった〜orz。」的な状況でもコントロール可能だったり・・・。
直線→対角線のコーナーはリーンアウトで走っていたんだが、以前だと後輪が「スーッ」と滑ってもおかしくない、いや、滑るはずの走り方をしても滑らない。それどころか、「曲がれ〜っ。」的な操作をしても全然OK。
もうこれ以上望むものは何もない(笑)。

という訳で、タイヤ交換したときの最初の課題だった”以前のレベルの走りを再現する”というのはすんなりクリアできた。


(純正ブレーキパッドの性能とやら)
タイヤだけでなく、Rブレーキのパッドもバロン標準パッドからスズキの純正に変更していた。街乗りした限りにおいては、「弱〜強までコントロールできる」という感じ。けど、迂闊に踏みすぎると強く掛かるので注意が必要かな?という感じ。
トライカーナのタイム測定中、オーバーランしそうになってRブレーキ踏みすぎニュルニュル滑ることになってしまったんだが、その時のアクセル開けつつブレーキ踏んだときに
「こんなに強くブレーキ掛かるんやぁ。」というくらい強くRブレーキが掛かった。「こんなにアクセル開けてるのにこんなにスローモーションで走ってる〜ぅっ(笑)。」

で、俺のRブレーキで帳尻合わせてしまう走りってハイグリップタイヤに支えられていた可能性が大であると思った。これをGPR100でやるとあっさり後輪が滑っていくんだろうなぁ、いや、だろうなぁどころか滑るに違いない。いや滑った。

で、しっかりFブレーキで速度コントロールする走りを意識して走ったんだが、気づいたことがあった。
”速度が残ってるうちにバンク付けした方が良い”
まぁ減速しすぎだっただけなんだが・・・。



GSF1200の性能とやら)
やっぱり下半身が窮屈そうですねぇ、という訳で、だるまんさんのGSF1200を試乗させてもらうこととなった。で、トライカーナを走る。
34秒で走る人間が5○秒って一体・・・orz。アイドリングだけでこんなに走るなんて・・・。クラッチ重いし・・・。ハンドルすげー切れるし・・・。ブレーキすげー掛かるし・・・。なんか妙に進むし・・・。
こりゃ、うpハンのバイクに乗り換えても前途多難だなぁと思った(笑)。

だるまんさんありがとうございました。


(視界が広いことについて)
フルフェイスよりジェットヘルの方がかなり視野が広いことは以前書いたが、それがどう走りに影響してくるか・・・。
とりあえず、同じタイミングで視線を移していっても先の情報を得るタイミングが明らかに早いので、より早く次ぎに備えることができちゃったりする。なもんで、普通のスラロームコースよりも8の字とかの小回りの方が、俺的にはありがたかったりした。

今日はフルフェイスでは不可能だったレベルまで頭を下げて走っていたんだが、まぁ問題なく見えるし、視野の問題はクリアしたと思う。


(頭を下げることについて)
プロテクターの胸部とタンクがコツコツ言っていてもも曲がれるモンなんだなぁということがわかったのは収穫であった。あとは下半身のホールドと膝がちゃんと効かせられたら普通に走れるじゃんと思った(これがシンドイのか・・・orz)。
バックステップキットなんかを入れてるヒトのインプレで「正座してるみたい。」ってのを良く見るが、俺は正座じゃなくて三角座りだろうと思った・・・。



(小回り)
とりあえず、柏氏風に腰をアウト側にずらして限界まで寝かしてみる。今回、視界良好であったこととタイヤが良かったこともあり、今までの限界は超え、「これは結構小さく回ってるんじゃないか?」っていうくらいは行けたと思う。で、地面もしっかり見えてる訳なんだけども、
「地面って遠いなぁ(笑)。」
と思った。
コーススラでココまで寝かせたら絶対接地してるだろうし、そもそもココまでは寝かせられないようなバンク角だったんだが(もうバイクが水平になってるように感じる)、まだ接地しない。
とりあえず、SVでもここまで曲がれるってのが知りたくての柏氏風なんだけど、どうもバンク角を出そうとすると、限界のような気がする。というか、単に失速転倒したときにバイクの下敷きにならずに済む程度の利点しか感じない。が、今後も限界を知るための挑戦は続く・・・。
一方、旋回だけでなく侵入ってのも重要なんだけど、とりあえず、速度を残したまま寝かせていって、ハンドルがフルロックまで切れるまではなんにもしなくて良いなぁと思った。
で、フルロックってやつなんだけども、最初の頃から今までは「減速の延長線上にフルロックがある(速度を落としていくと自然とハンドル切れるでしょの延長)。」感じだったんだけども、小さく回ろうとすると、「バンク付けの延長線上にフルロック(ある程度寝かすとハンドル切れ込む)。」ってな意識の方が良い気がする。



あと、右回りのときに膝が効いてない。



結論としては、α10が反則でジェットヘルは視野広いということで・・・。