某°島ライスク(2007.02.11)

今回の個人的なテーマは
バンク角の節約
だった。

今までなら”体をイン側に入れていく”、というのが唯一の手段だったんだけど、先日の練習会で、”Rブレーキを踏んでからコーナーに侵入していく”と何故かバンク角が大幅に節約がわかったので、場所を変えてこの現象を検証することにした。

一応、わかりやすくするため、露骨にRブレーキを先に踏んで侵入していくようにした。HMSでは前後同時に掛けたら自然とRの方が先に掛かると言われたんだが、どうもそうではない気がしたからだ。


ところが、俺はここ半年位、Rブレーキはほとんど使わないように意識していたため、急に使うことにしてもかなり不慣れな部分が多い。それに、Rブレーキ踏んだら滑るという印象が強いため、しっかりRを使えるか?という問題もあった。
けど、どうせ速度の帳尻合わせで使ってしまうこともあったため、どうせ使うなら役に立つように使うべきだろうという考えもあった。


前置きが長いが、理屈はどうあれ、Rブレーキを使って侵入(Fも使う)していくと、リーンインしたらこんな風になるんじゃないか?という按配にリーンインを使わずしてバンク角を稼げる可能性を感じたため、とにかく使ってみようと思ったのだ。



ところがどっこい、話はそう単純ではなかった。



とりあえず、直線が比較的長く、侵入のための準備時間が比較的長く取れるロングバージョンの定常円8の字で試すことにした。もともとかなりの恐怖心を伴うこのセクションで試すのもどうか?というのはあったが、1,2周して慣れて来たところでやってみた。不慣れなものなので、ラインが妙にインによることもあったが、2,3周ズバッと決まったのがあったんだが、予想どおり(予想以上か?)バンク角は稼げている。ブーツが接地しそうな感触はまったくない。加えて、コーナーリングスピードは何故か速い。これは掘り出し物であった。


Rブレーキが十分武器になることを確認した上で、コーススラ(小)だったんだが、このセクションが終わるまで気が付かなかったことが一つ。オフセットスラの部分が今までより緩く、直線が長い(気がした)。オフセットスラのときは、ブレーキを中指1本で掛けるようにしているんだが、これだとアクセルを全開に出来ない。それに気づかずずっと中指1本掛け。直線の度に「速度が出ないなぁ。」と悩む。で、「曲がるのをもっとスムーズにしたらあんまり減速しないんで良いんじゃぁなかろうか?」なんて思って、スラスラ走っていたら、「パイロン一つ一つをコーナーリングみたいにして走っている。」との指摘。
そこで、Fブレーキをがっつり使う走りに切り替えて行ったんだが、ここで大問題が発生した。今日は、これと大格闘を演じることになった。折角Rブレーキを使えば良い感じになるのがわかったのに、これではRブレーキが使えないかも?