某°島ライスク〜後輪のグリップを感じながら攻める〜

さて、タイヤのグリップと相談しながら走るなんて、もっと先の先の先の・・・話だと思っていたんだが、それは急にやってきた。

後輪が滑りまくる・・・。


3ヶ月くらい前の某°島ライスクの感想で、

”オフセットスラで、後輪がちょっと滑るくらいが困るけども結果として良い感じ”

ってなことを書いた気がする。


今回は、コース全般で滑る(汗)。クランクで・・・、S字で・・・、長めの直線からのコーナー侵入で・・・、挙句の果てに小さいタイトターンでも滑る。

なんしか、ブレーキング全般で後輪が滑る。



けど、対策自体は簡単で、ブレーキングを緩めたら良いだけ。それに伴い速度も落とせば良い。とりあえず、安全にはなるだろう。


しかし、こういう対策は公道でやるべきで、こっちは練習なんだから、こういう対策は練習にはならんだろう。今まではこうだったかもしれんが、結果として、滑りまくっても転倒はしていない。体は対応出来ているのだ・・・多分。ビビリミッターが作動していない今だからこそ出来る練習もあるはずだ。


という訳で、後輪のグリップを探り、感じ、さらに探る走りをすることになった。


何度も滑るうちに、どうもブレーキング時にある程度減速したときに後輪が滑る現象が生じることがわかってきた。つまり、ある程度ブレーキが効き出したところで滑りだすのだ。このときの速度感を体に刻み、ある対策を試みた。


アクセルを開けてみた。ニーグリップを硬くしてみた。


ボチボチ滑るなぁ、とか、もうこの辺でやばいんじゃないかなぁというポイントに来たとき、敢えてアクセルを開けてみた。すなわち、後輪が滑るってのは減速しすぎであることの指標ではないのか?と考えたのだ。アクセル開けるので、押さえ込んだりするのも特に意識し、バンク付けもいつもより思い切ってやってみた。


良い感じだった(笑)。


ブレーキが勝ちそうになったら開けてしまえば良いのだ。以前と違うのは開けながらでも、ある程度は曲げながら立ち上がっていけるようになっているようだった。それにしたって、グリップと相談の姿勢は変らない。


けど、減速のしすぎが唯一の原因ではなかったらしく、プレハブの裏に回り込むところでは、「とりゃぁ〜。」とRブレーキ掛けながら侵入していったら、特に減速してない部分から後輪が「スーッ。」と流れだす始末(笑)。旋回中に白線の上に乗るだけで流れ出す。


もうどうにもならない状況で、ただただバランスを取って乗る。


もうどうしようもなかったんだけど、かなり練習にはなったなぁ。


って、俺は非常に困ったんだが、速いヒトってこういう滑りは積極的に利用するもんなのかなぁ。