某°島ライスク(2006.08.13開催;某°島)

という訳で、参加してきた。パイロットパワーはすでにスリップサインが出た状態であった(特に前輪)。スリップまでもう少しというレベルで参加するはずだったのだが、このスリップまでもう少しというレベルからの減りは異様に速く、あっというまにタイヤは擦り減って行った。


タイヤも綺麗な丸型ではなく、一番端は飛び出していて、そのやや内側が一番減っていて、それ以降真ん中よりが普通に丸くなっている変な減り方をしている。普段、どの部分を使っているのかが、3mくらい離れていても一目瞭然なくらい妙な形になっていた。


なもんで、フロントブレーキをいつも通り使うことに躊躇していまひとつな感じだったのだが、このフロントブレーキ使えない状態が、次への突破口となってしまったのだから何が幸いするかわからん(笑)。



今回の個人的な課題は、コーナーの侵入時にもともと曲げて乗ってる腰を伸ばさず、そのまんま曲がりきるということだった。他にもライン取りとかあったが、これは合宿で、”これは!!”と思える感触を得たので、優先順位的には下げた。


普段は、お尻の穴が前に来るように座っているのだが、旋回時には何故か曲がっているはずの腰が伸びているということに先日気が付いた。で、この腰の伸びってバイクの安定性に悪影響を与えているんではないだろうか?と・・・。


という訳で、伸ばさないように意識して乗ると違いはすぐにわかった。


俺はいままで何をやっていたんだろうか?・・・orz。


無茶苦茶安定しちゃった(笑)。ちなみに、今回は異常な暑さが予想されたので、革パンは止めてジーパンでの参加になったのだが(痩せてダボダボになったという理由もある)、滑らないし。そりゃ革パンに比べたら微妙に細かくは滑ってるんだけど、革パン以前の時代のように「ズズズズーッ」っとバランスを崩すほどは滑らない。どうも、最近気づいた”やや左サイドを意識したフォーム”のおかげでもあるようだ。真っ直ぐ進むし(笑)。

この方向性はまず正しいと思われた。



今回は、合宿の内容を少し復習するようなコース設定のようだったんだが、前輪のタイヤが不安で一杯の中、千鳥パイスラをするハメに・・・(汗)。俺は、フロントブレーキをガッツリ使わないと走りやすいラインに乗っかれないので、今回は非常にピンチ。けど、そこは削れまくっても一応ハイグリップタイヤなのか、危険なことはなかった。


このとき、ライン○、体の向き○、フロントブレーキ△、・・・といった感じだったのだが、途中からフロントブレーキをそんなに使わなくても走れることに気づく。それどころか、そっちの方が途中で失速もしないので、バイクを寝かせたり、上体をイン側に入れたりするのも楽。
さらに、そんなに使わなくてもってのは、ブレーキを使用してる時間のことなんだが、リリースをもっと早くしても全然問題無いことがわかった。以前なら、前輪の接地感が抜けて恐いだけだった気もするが、どこかが変化しているのだろう。
加えて、ブレーキを早くリリースしてしまうってことは、右手がフリーになるってことで、アクセルを開けるタイミングが早くなる。で、ラインは○なので、そのまま速さに繋がってしまった。

このとき、「俺って千鳥上手くなったやん。」と思ったのだが、翌日の某団体でその自信は打ち砕かれた(笑)。


しかし、上手く行ってるとき、パイロンがどんな感じで見えるのかはしっかり確認できたので、次回出来なくなるということはないだろうとは思っている。


その他気づき事項
一本橋では、ひたすら真っ直ぐ進むよりも、自分のリズム(おっとっととなる前に自分でジグザグに走ってしまう感じ)で小刻みにハンドルを左右したほうがバランスが取れてしまうということ。


まぁ、曲げた腰を伸ばさないことと、合宿で得た走行ラインの感覚により磨きをかけるということは上手くいった。これにより、コーナーの侵入などは以前に比べるとかなり安心して突っ込んでいける(言葉が悪いか?(笑))ようにはなってきている。

翌日の某団体のイベントで発覚したんだが、これって回転するときにもかなーり良い影響を与えている。


で、気合を入れて、某団体のイベントに参加した訳だが・・・。次の課題が次々と発覚・・・(汗)。