バイクは真っ直ぐ進むものだった。
http://d.hatena.ne.jp/humigoro/20060725/1153827635
これなんだけども、やっぱり今まで右に重心が掛かったまま走っていたようだ。このことに気づいて以来、左のお尻や太ももを意識して乗っているのだが、乗り心地に違和感はあるものの(慣れてない)、”まっすぐ進む度”は以前と比較にならない。
特にわかりやすいのは、信号待ちなどの速度ゼロからの発進。以前は、何だかんだ言って、左右にバランスを崩していた(今が安定してるから言えるのであって、十分安定してると思ってたし、こんなもんだと思っていた)。特に、アクセル操作をする際に左右どちらかにぶれることが多かった。
さらに、エンブレ時やクラッチミートの瞬間などなど。
まるで、CB750のような重量車に乗ってるかのような安定感が得られている。
SVってこんなに安定していたのか〜。
で、こうなると何が良いかというと、
○発進時のブレが少なくなるから、より素早くアクセルを開けていける。
○エンブレ時のブレにも強くなる
○クラッチミートし易い。
○繊細なアクセル操作をし易い
と、良いことだらけである。
なんか些細なことだが、クラッチミートなんて、スタート直後に回転なんて入れられた場合なんか重要だと思う。
まぁなんしか、両手がよりフリーになるのだ。
これを踏まえて、腰を縮めたままで、頭を下げるのだから、相当窮屈なフォームになっていくのだろう。先が思いやられる(笑)。
思いがけない副産物としては、
○ニーグリップ力の強化
○踝グリップが可能になった
など。
ニーグリップなんて、ニーグリップしてないんだけども、お尻だけでかなり減速Gに絶えられる。今までは、ひたすらタンクを挟むだけだったのだが、コーナリング時に腰を伸ばさないということを考えると、お尻で耐えるというのもあってよいかもしれない。で、足の形とバイクの形の関係で何故かあまりできなかった踝グリップだが、良い感じでフィットするようになってしまった。
ニーグリップする位置も若干変わって、太ももの付根になっている。膝あたりで挟もうとすると、お尻が浮いてしまうんだが、この辺は色々やってみるしかないだろう。