28歳からの薬剤師 4

なんかレジ回りのことを憶えるのに遅番の方が良いからということで、遅番ばっかりになって中々しんどかった。
というのも、遅番だと昼12時スタートなんだが、それに合わせて前日に夜更かししてしまい、それが疲れを残す原因になっているようだ。
週休二日だが、連休ではないというサイクルにもなれていかなくてはいかんし。


相変わらず、商品知識がないので悪戦苦闘中ではあるものの、ちょっと余裕が出てきたのか、レジでお金貰ったり袋に入れたりしながら頭の中で計算できるようになった。なんとなく脳みそに良さそうだ。


まぁレジは置いといて肝心の薬学的な知識の方なんだが、どうもコレといった本が少ない。皆実践で憶えて言っているのだろうか?
とは言っても、お客さんは「頭痛い」とか「なんか風邪気味で・・・」とか「お腹痛い」ってな感じなもんで、それに応対するのも一筋縄ではいかない。大学でならったないようとは知識の向きが180度違っていると感じる。
学生時代は、最初に生物やら化学やらをやって、生理学やら薬理学、薬剤学という風にステップアップしていく順番なんだが、実際は、症状から体系的に理解したほうが知識としては使い易いと感じる。


またわかりにくいことに、例えば風邪薬をみると、マレイン酸クロルフェニラミン(だっけ?)ってのが、どれにも入っている訳ですよ。イブプロフェンやらカフェインやら。で、問題は、これら商品の差はなんなの?ってことなんですね。


この間は、イブA錠となんにもないイブの違いは?なんて聞かれてホトホト困り果てヘルプを呼ぶことになってしまったり・・・。

目薬なんでこんなに一杯あんねん!!とか思ったり・・・。コンタクトなんて使ったこと無いからわからんしな・・・。

ちょっとくらい研修とかマニュアルとかないんかい?とも思う。


一方、わかるものもある。例えば絆創膏。J&Jの妙な絆創膏。以前の会社の兼ね合いでどんなものなのかが、分かっていたので懇切丁寧な説明をしてしまったりした。
けど、喋り方が馴れ馴れしいのかなぁ。
「何でコレ値段高いんですか?」と聞かれて、この絆創膏の特徴を延々述べ、最後に、「面白い治り方しますよ」やもんなぁ(笑)。言った瞬間、「面白いって俺しかわからんやんけ!!」と自分で突っ込んでいたりもした。まぁつまりかさぶたが出来ないまま治るってことなんだけど(だったらソレを言えよ!!)。


なもんで、相変わらず「俺に聞いてくれるな」状態は続いておるのですが、頭が常に臨戦態勢なので、結構健康だったりして(笑)。


働き出して1週間なんだが、やっぱりオモロイ。次は1ヶ月を目標にがんばろう!!