もうすぐ1年

ふと振り返ると、そろそろSV400sを購入して1年になろうとしている。R171沿いのレッドバロンの一番目立つところにコイツはディスプレイされていた。他の、リッターバイクたちを差し置いて。そこに、当時カウル付きのバイクにはまったく興味がない免許取立ての俺がやってきたわけだ。で、その時相手してくれた店員がこの店員であった。俺は、SV400無印が欲しかったのだが、彼は、この400sの方をやけに薦めるのである。で、その口車にまんまと乗せられて(笑)、400sを購入したのである。購入後、1週間で派手に転倒。その後、店に持って行って「こけたんです」と言った後、なんとも言えない表情をしていたのが記憶に残っている。この転倒を受け、さらに、免許を取ったのが年齢的に遅かった(遅いと思った)のもあり、ライディングスクールに通うことになる。最初は猪名川だったけ。現地に到着してミラー外すのを初めてしって結構焦った(カウル付きのバイクは畳んどけばOK)。そして、8の字で転倒。その後、HMSに参加する。CB400SFのあまりの乗りやすさに衝撃を受けた。門真の講習会に参加してはまた転倒。猪名川に参加しては大型車のパワーを見せ付けられ、HMSに参加してはCBの乗りやすさを思い知らされ(今は、そうでもない)、大型免許とったし乗り換えようかなんて考えると、なぜかこの店員を思い出す。で、CRSに参加すると、いつのまにか結構走れるようになってる自分に気が付く。っていっても、まだまだだけど。8の字できなくてこけたり、千鳥パイスラができなくてこけたりしてた自分はもういなくなっていた。ツーリングは少ししんどいが、講習会なんかにはなかなか良いバイクだと思う。これは、決して乗りやすいという意味ではない。乗りやすさを求めるのならCB400SFに乗るべきだろう。けど、低速走行するのに必要なテクは全て必要だろうと思う、SVは。強すぎるエンブレ。ツインの特徴である低速の頼りなさ。そして、セパハン。どのUターンを取ってみても油断できないバイクである。慣熟走行と言って低速で走るのも油断できない、むしろ、一番難しい・・・。そんなバイクなだけに他人と同等に走れるだけでかなり満足感を得られる、俺は。しかし、教習所のジムやってる指導員曰く「反則バイク」。猪名川のイントラも「乗りこなせば速いバイク」という。車検まであと一年強。間に合うのかそれまでに。