ある商品の定番用トレイ

やっと到着したのであるが、コレ・・・、
あまりにもデザインが先鋭的過ぎて、最上段に置けないという状況になっている(w。

トレイとしては、良く出来ている。ってか、格好良い。
実に商品に良く合っている。

しかし、実用性・・・という点においては、
もう一つ考える必要があるであろう。

うちの店に限らず、一般的な陳列棚ってのは、落下防止のために、手前側に壁みたいなものがある。通常のトレイでは、その壁を乗り越える形になっていて、そこに価格を表示したり、テスターを設置したりするものである。
あるいは、ちゃんとこの壁の分の高さを補う程度に底上げした場所に、テスターがあるような作りになっていたり。


それが今回の先鋭的なデザインでは、テスター設置部がこの壁の部分に隠れてしまうのである(笑)。
お客さんからすると、テスターがあるのに、テスターが見えない・・・という状況にもなりえない。なので、必然的に最上段に設置ということが困難となる。

・・・売り場の理想としては、それでもしっかりテスターが見える程度に、棚の高さが低いのが理想である。お客さんは女性がメインであるから。

現実問題として、うちの定番の棚は比較的高めである。
なので、まず、最上段は無理。
2段目も無理かもしれない。ってか、不親切かもしれない。

となると、オイラ的には初の試み。
3段目以降に勝負商品を陳列する、ということになってしまうようである(w。

ある意味、贅沢な売り場とも言えるのであるが、
3段目ってことは、自動的にボードなどの販促物が使えないということになる。



別の見方をすると、
この定番用トレイだが、定番用と言いつつ、実は、集客台仕様なのである(w。
集客台に置くのであれば、実に良く出来ていると言い切れる。
しかもこの作りならば、集客台の最上段ではなく、2段目などに設置しても、全く問題ない。

つまり、今回のトレイってのは、上から見下ろす位置に陳列することが前提ならば、
かなり良く出来ているのである。


おそらく、加工が必要であろうと思う。



参った、この定番用トレイ自体がある意味抜け駆けでもあるだけに、少し残念でもある。