意外と商品知っているが、意外と知らなかったりもする

さて、ボディ系の売り場を作ったとき、オイラは品揃えに絶対の自信があったので、
POPなどは付けなかった。

これを見たある美容部員さんは、
「売り場もかわいいし、品揃えも素晴らしいが、商品にメリハリをつけた方が良いと思う。つまり、一押し商品みたいなモノがあっても良いと思う。」
と言っていた。

そして、あるお得意さんは、
「たくさんありすぎてわからんわ(w。」
という意見であった。
このヒト、決して知らないヒトではないのである。
ロク■タンとか使うくらいなので、そんなに疎くは無いはずである。
そんなヒトでも「わからない。」と言ってしまうオイラのボディ系売り場。


これは欠点としか言いようがない(w。


これらをオイラなりにの経験と実績などから噛み砕くと、
おそらくこういうことになるであろうと思われる。


いろいろあって楽しいが、何を買ったら良いのかわからない、結果として、楽しんだが購入には至らない

ということであろう。

これを踏まえて、ボディ系売り場の改造を行った際、思い切ってある商品を大々的に扱ってみたりしている。
もちろん、闇雲に選んだのではなく、ある程度売れるであろうという商品を選んでいる。

この商品がバカ売れしている(w。
オイラはなるほどなぁと思う次第である。

オイラは、お客さんの思考に出来るだけ干渉しない方が良いと思っていたのであるが、
ある程度は踏み込んでも良さそうだ、と・・・。


それはさておき、
POPのつけ方や、そこに書く文言など・・・これって、一つの商品だけに着目すると、いかに気の利いた一言を書くか?にかかってくるように気がするが、
実は、もっと戦略的に構築することが可能ではなかろうか?
と思っている。

例えば、POPをつける商品にしても、普通は売りたい商品や安売り商品につけたりするが、
ことビューティに限ると、この商品の選択を吟味することにより、


売り場にポリシーが生まれる

のではなかろうか(w?と。
これって本には書いてない?から、これ以上は企業秘密として・・・、
とりあえず、商品の中身を知らないと実行出来ないことである。


うちの会社レベルだと、POPを付ける行為自体がポリシーになるのであるが・・・、
浅はかではなかろうか・・・?と。