この1年を振り返る(9)

かなり今に近づいてきた。

本部から送り込まれる何の役にも立たない膨大な雑魚キャラ商品の数々。
それを叩き売る日々。


しかし、今までコツコツと築いてきた店の構造は、ここでも役に立っている。


利益を出せるから安売りが出来る


オイラは何回も書いているが、今、まさにこの状態である。

1年前は順番が逆だった。
安い商品を買ってもらって、ついでに利益商品を売ろう・・・と。
現在、利益商品を買いに来たお客さんに、ついでに安売り商品を買って貰おう・・・、となっている。


露骨にソレがわかるのは、日本人のお客様のお買い物具合の違いである。
先ほど書いたが、1年前は”歴史が動いた商品”2個で1500円くらい行って喜んでいたのであるが、
今は、同じ1500円でも十分な利益のある1500円である。

さらに、(利益十分な)3000円、4000円の買い物も珍しいものではない。


Pl◆zaにて、4980円商品と2000円のボディクリームを一緒に買ってるお客さんを見て、

「何でうちではこうならないのか?同じ商品置いてるのに(笑)。」

と思い、うちでもこれを再現しようと努めてきたのであるが、
少しずつ近づいているようにも思える。


これは数字にも表れている。
粗利額の前年比、ぶっちぎっている。

humigoro「粗利額が前年を下回るなんて、絶対に無いですよ。」


オイラがメイクを担当した頃、定番の月当たりの売れ数をチェックしたのであるが、5個売れていれば売れ筋だったのである(笑)。
それが今ではどうだ。
一桁違うのである。
さらに今年は付けまつげもある。

メイクに限らず、普通に利益のあるヒット商品もモノにしている、しかも結構な数。

新店長には、安心して叩き売って欲しいので、上のようなことを言うのであるが、逆にプレッシャーだったりして・・・(笑)。