もしかして・・・
商品を独自に調べ上げて、ガンガンお店に導入しまくるヒトって、
珍しい
のではなかろうか?
本日、成り行きで、競合を見に行くことになった。
パートナーは薬剤師A子ではなく、店長の上のヒトである。
おっさんとおっちゃんが2人で、化粧品を見に行くのである。
変だ(笑)。
そして、店内にて、オイラが商品を指差しながら、
「これは・・・。」
と、うんちくを喋るのである。
露骨過ぎる。
この店の陳列棚には照明が入っており、かなり綺麗に見えるのであるが、
本日、良く観てみて思った。
綺麗なだけの売り場とは、こういうものを言う
というイイ見本であった。
夏から冬へと季節が変わり、品揃えの充実度は明らかにうちの方にアドバンテージがあるように見える。
個人的には、店の売り上げこそ予算と乖離しているが、前年は突破するであろうという状態、品揃えの充実度は過去最高だと思っている。
特に、ボディ系の品揃えはクソであった。
完全に諦めているように思う。
もう少し譲ると、ハンドクリームで息切れしているように見える。
そのハンドクリームも、少し”?”マークがつくような品揃えである。
これは予想通りであった。
ドラッグストアは、ボディ系の商品に注力しない。
ここまで予想通りだとは思わなかった。
品揃えに関して、オイラは同類のドラッグストアを見て学ぶものは何も無いと思っていたが、本当に何も無いようである。
店頭の商品は、もうネタ切れって感じだし・・・。
一方、うちの界隈で一番美しいと思われる店の品揃えが、この程度とわかると、うちの売り場って、もう少し綺麗にすればもっと売れるのではなかろうか?と思う。この思い具合が、ほぼ確信に近いレベルである。うちが負けてるとしたらココしかない。
さらに、
humigoro「”つけま先進国”も見ときましょうよ。若い女の子相手ならここも見といた方が良いですよ。」
という訳で、おっさんとおっちゃんは、”つけま先進国”にも突入。
ここで発覚したのであるが、うちのボディ系の売り場って、ここの売り場も粉砕するレベルであることがわかった。
バラエティショップをも越えるバラエティっぷり・・・これがうちのボディ系の売り場。
”やっつけた店”や”やっつけたい店2”の売れ筋を見ても、あの1000円オーバーのハンドクリームを一番売っているのはうちである。
来客数の違いから絶対的な売り上げは負けるが、粗利額はうちの方が圧倒している。
これが、うちが価格が高いから・・・という理由ではないのだ。
定価で売れる商品を集めまくって、それをちゃんと売っているから実現している粗利額である。
売っている商品からして、
全然違う。
同じ商品を扱えるはずの店とも、完全に差別化を達成してしまったオイラ渾身のボディ系売り場。
素晴らしい仕事をしてしまった・・・と思わずには居れない。
予算達成してなくても、うちが一番イケてるね(w、十分そう思える内容だった。
そうとわかれば、やはり店頭商品からして、決定的に差別化を図りたい・・・と思ってしまう。
もう十分過ぎるほど底値である大衆的商品ではなく、安くは無いが、十分過ぎるほど有名な商品を、堂々と店頭にて展開しても良いはずだと思う。よその店がやってない今がチャンスなのだ。
普段は出来ない。”日本最大の店”、そして、美しい競合に挟まれて、中々やるチャンスの無いこと。
メーカーの商品カゴ盛
今、これをやることによって、完全に店頭は違って見えるだろう。
ドラッグストアの化粧品を代表するメーカーの商品を堂々展開。
そのすぐ後ろに控えるのは、一般ビューティの王様、”4980円商品”である。
メーカーの商品をカゴ盛、一般の商品はデカく展開、という奇跡のバランスは、よそがやっていない今しかチャンスは無い。
よそは気づいてないのだ。
売れないから安いものを置こう・・・そんなノリが見え見えである。
売れてるときも、売れないときも、価格に関係なくガンガン商品で攻めまくるうちの店だから出来る展開である。