思惑の違い
今回の基本棚割りを考えたのは、この問屋の姉さんのところらしい。
オイラは、サロン専売品がうちの会社の強みなので、そこを徹底的に攻めていくのであるが、問屋さんレベルでは、
「なんでこんなに売れないものを・・・。」
という感じであろう。幸いなのは、こうしたサロン系の商品を向こうがあまり把握出来てないことである。
これもまたオイラ的には好都合である(笑)。
しかし、油田商品の売り上げは、ギャ■ビーのワックスを遥かに超えるのである。
こうした隠れた事実・・・現場の人間がしっかり把握しておかないといけない。
さらに、オイラが売り場を作る場合と、問屋さんが作る場合では随分違う例が、問屋の姉さんの口から発せられた。
「○○では、■■■をカットしましたよ。圧倒的に△△△が売れるので・・・。」
「え〜っ、アレをカットしたんですか?アイライナーと言えば、アレとアレとアレ・・・3本柱の一つをカットですか(w?」
「さらに、アレもカットしましたよ。」
・・・1本柱になってしまったようである(笑)。
オイラはこういうことが起こるので、わざわざ休みでも出勤したのである。
ちなみに、オイラはこのアイライナーの3本柱は最低限置かねばならないと考えるレベルである。
例え、そのうち1つだけが圧倒的に売れるとしても・・・だ。
確かに、圧倒的に売れるのである。この1つは・・・。
オイラの考え、
この圧倒的に売れるアイライナーはどこでも置いてる、のがまず一つ。
さらに、十分過ぎるほど知名度があるため、圧倒的に売れるその売れ数が頭打ち。
お客さんに選択の余地がなくなる。
圧倒的に売れるアイライナーの売れ数を20%上げるよりも、この3本柱で攻めた方が最終的には売り上げが取れる点。
など。
あんなデカい店で、3本柱が揃ってないってのは、逆に違和感をオイラは感じるくらいである。
しかし、これはオイラにとっては好都合(笑)。
ちなみにうちのリキッドアイライナーの品揃え、現在確認したが、口コミサイトのベスト20に入っているうち、9個ばかりあったりする。
問屋さん的にはもっと絞れとなるだろう。
しかし、ドラッグストアで扱う商品が、こんなに高順位にランクインしてくるジャンル自体、非常に少ないのである。
そして、うちでずっと辛抱強く置いていたお高いアイライナーも季節柄、堂々のランクインを果たしている(笑)。
そういえば、先日売れたけど、これってこの影響だろうか?今がチャンスかもしれない。
売れない商品が何か?
非常に重要なことだったりする。
この店は、元店長の上のヒトが、メイク最強にする、と豪語していたが、気にする必要はないようである・・・。
オイラ何度も引用している、元L■ftの社長のお言葉、
「全部売れる商品にすると個性がなくなる。」
こうならないようにするのもオイラの仕事であるようである。