天下三分の計
オイラはずっと思っていた。
今月は資生堂ってなると、売り場が資生堂だらけになることに対する違和感。
大手化粧品メーカー、一般の化粧品、そこに3番目の勢力が現れてくれないものか?と。
今回、ひょんなことからそれと似た感じの売り場が生まれる。
オー■ーアイ導入して良かった(笑)。
この商品、凝視するヒトは結構いるのだが、なかなか購入まで到達しない。今後も改善し続けないとイカンのであるが、このブランドの商品があるおかげで、とうとう一般、メーカー混合の売り場、しかもメーカーの商品が浮かない売り場ってのが可能になってしまった。
マキ■ージュの新製品の中にネイルがある。
今日、北から店頭を覗きまくって来たら、この新製品をまとめて店頭に出している店があった。で、お客さんも見ている。
・・・これは店頭で勝負出来る・・・ってか、うちネイルだけなら別の商品出してるじゃん今(笑)。
と思ったりした。
タイミング良く、オー■ーアイと一緒に陳列している商品が品薄で入荷して来ない。これはこれで痛いのであるが、チャレンジするには良い機会である。
そして、美容部員さんに聞いてみた。
humigoro「このカゴ使って陳列できる程在庫はありますか?」
美容部員さん「ありますよ(笑)。」
humigoro「2つあるので、片方にネイル入れて、もう片方にはちょっと違う商品入れてください。」
陳列後、
あるおばちゃんが、早速このネイルを買っていった。
・・・これはイケるぞ(w。
如何せんオー■ーアイは安くしているとはいえ高い。
そこに雑誌などにも頻繁に登場する商品、しかも定価販売の登場。価格も安めである。
なんせ色がイイ。
で、今日は様子を見ていたのであるが、別のメーカーの美容部員さんにオイラは言ってみた。
humigoro「もし、このブランドでネイルの新製品が出た場合は、店長に提案してください。店頭に出させてって。」
オー■ーアイがあるおかげで、非常に扱いやすくなったのだ。商品を出してもメーカーのものばかり・・・という具合にはならないからな。メーカー以外の商品も陳列しようとすると、メーカー以外の商品ってのは、どうしても雑魚キャラ風味になってしまう。しかし、オー■ーアイなら話が変わってくる。むしろ、ボスキャラだからな(笑)。
そういう提案をするだけだったのだが、ちょうどスペースがあったので、このメーカーの某ブランドのネイルも展開することにした。
で、見てみると・・・、
価格のバランスが絶妙な売り場となってしまった(笑)。
オイラの作る売り場的には非常に珍しいケースである。
オー■ーアイを筆頭に、階段を降りるように順に価格が下がっていく。けど、商品中に雑魚キャラは無しだ。
さらに一番高価格なオー■ーアイは安いのである。
極めて自然にメーカーの商品を展開する。とうとう実現した気がしている。
しかも今はどこの店も、マキ■ージュ一辺倒。
そこにコ■レドールの入り込む余地はない・・・普通なら。
ここにネイルを出すとして、もしマキ■ージュだけならコ■レドールは入り込めない。けど、今回は、オー■ーアイを中心とした売り場の中に組み込むスタイルである。
メーカーの商品が筆頭ではないスタイルってのは、ある意味珍しいと思う。
バラエティショップには、エッ■ーというブランドがある。うちには無い。
しかし、うちにはメーカーの商品がある(笑)。
ドラッグストアで扱うメーカーの商品。以前、何回か書いているが、なかなか雑誌などに載らないのである。メイク品は特に。百貨店のアウトオブブランドは良く載るが。
しかし、アイシャドウなら載るし。ネイルも載るのである。
偶然だが、非常に良い選択だと個人的に思っている。
さらに際立つ点は・・・、
ネイルを店頭に出す店ってのが無い
ことだ(笑)。
いやぁ、自分で関心してしまったよ、売り場を見て・・・絶妙やな(w、と。