大見学会〜南から北へ〜

さて、総勢2名の参加となった今回の見学会。
いつも詳しめのコメントをくれる美容部員さん(見学会)は不参加。

オイラと薬剤師A子のみ。

こんな2名で店を見学していると、発する台詞が大変なことになる。

humigoro「うぉ〜っ、置いてるぞ!!」
薬剤師A子「見て見て、O■I置いてるぅ〜。」

ミーハー丸出しである(笑)。


今回は、季節の変わり目を狙って、どのように商品が変化したのかをチェック。
加えて通常通り、新製品のチェックである。



1軒目 近くの化粧品店
以前から存在は知っていたが、店自体が狭いということで、オイラはあまり重要視していなかったのだが、
ここは、キャンメイクを日本一売った店である。一度はチェックせねばなるまい。

だがしかし、いろいろ商品はあったが、クローズアップしている商品などうちとほぼ同じ。
単品メイクの品揃え・・・うちが勝ってる。

humigoro「うちの方が凄くないかい?」
薬剤師A子「確かに。」

今回、数件回って思ったのだが、うちの方が凄い・・・そう思えることが何回かあった。
うちは進化し続けているのだ(w。


けど、しっかりチェックしないとイカンことは、この夏、オイラがクローズアップしている商品の扱いである。
見たところ、まぁ間違いないようである。

品揃えは勝っていると思ってみたところでやはり化粧品店である。
得体の知れない商品はキッチリあった。
あと、付けまつ毛も少々うちにない物があったりした。

このような商品、一軒だけみたら判断出来ないが、いろいろ見て回ると、その商品の位置づけってのがわかってくる。


2軒目 競合店
さて、場所を変えてオープンした安売りで有名な店と、隣り合わせ。

削りあいのガチンコ勝負をしている店である。

その前に、その新規オープンの店を覗いてみた。

humigoro「オイオイ(汗)、これ安すぎるやろ。」
薬剤師A子「めちゃくちゃ安くないですか?」

humigoro「コレコレ、このPOPのつけ方が上手いと思うわ。シンプルでわかりやすく、かつ、最低限で済ませてる。」
薬剤師A子「字に艶出してる(w。私も出そうかな。」

技を持つ人間がこういうものを見ると、速攻で真似出来るからな。
真似し易いというのが、手書きの欠点だろうと思う。
むしろ、パソコンで書いた方が真似し難いと思う、オイラは。


まだオープンしたばかりだから、オープン特価っていう部分もあるだろうが、これは非常に面白い。
面白い程安い。

これで、”大特価の店”の地域最安値はおそらく崩壊したと思われる。


で、競合の方である。
聞くところによると、おそらくココが付けまつ毛先進国と思われる。

だがしかし、売り場を見てみると、

humigoro「4本で作ってるって聞いてたから、もっと種類豊富だと思ってた。」
薬剤師A子「けど、一杯あるよ。」
humigoro「一杯あるけど、付けまつ毛って、1つの商品で6個とか12個とかあるから・・・。」
humigoro「オイラがパッと見た感じ、あんまり種類が無いように見える。ぶっちゃけ、うちの方が種類は多いぞ。」
humigoro「アレも無い、コレも無いってな具合に見えてしまう・・・オイラには。」
薬剤師A子「そんなもん?」
humigoro「そんなもんです。だってさ、スプリ■グハートなんて、2番しか凹んでへんやん(笑)。」
薬剤師A子「ホンマや。」


気づいたのだが、オイラが商品担当さんにお願いして導入に至った商品は、どうもキラーアイテムになってるようである。
売れてる上に、うちと”流行(省略)店”しか置いてないからな。

オイラはこの売り場を見て少し気づいたことがあるのだが、それは後から書くことにする。


3軒目 ショッ■イン(○1○1)
さて、いつもは覗いてないのだが、今回はコースに加えてみた。
このショッ■イン、実にショッ■インらしくない(笑)。

ショッ■インと言えばPOP。
そんなオイラの常識を覆し、POPが無い店であった。で、置いてる商品もそんなに・・・。
ってか狭いからか?


この店にて重大事件が発生した。
この店舗は地下にあるのだ。ホコリなんて、うちに比べたら全然大したこと無い。
そんな店で、


商品にホコリ溜めたらアカンやろ!!


オイラは、おっコレうちに置いてないな?
と、とあるメイク品を見てみたのだが、その上にはホコリが溜まっていた。
ここまで溜めるのにどのくらいの時間がかかるか?オイラにはわかってしまう。


humigoro「見て!!コレ。ホコリ溜まってるで。」

薬剤師A子「ホンマや。」
humigoro「どんだけ売れてないねん、ってなもんや。この店でも、全部が全部売れてる訳じゃないねんってことやろうな。」
薬剤師A子「下の方にあったもんね。」


下の方に陳列ってのは、ある意味商品の優先順位が低いと予想出来るのだが、あくまで予想である。
他にもいろいろと事情ってのは考えられる。
オイラみたいに、売れてるけど下にする、ってことをやる人間もいるからな。
だが、ホコリを溜めてしまったら、これは、



確定



である。優先度が低い上に売れてないということである。
オイラの見積もりによると、おそらく1ヶ月いや2ヶ月以上、この商品は売れてない。


で、先日、ショッ■イン(ディ○モール)にて、ケタ違いの売れ行きを見せていた4980円商品。
これを見て、オイラは、このPOPの個数ホントか?
と思っていた。

だが、
humigoro「ねぇねぇ、あのカゴの中身見て。」
薬剤師A子「あ〜っ!!」

たまたま寄っただけで、この4980円商品が売れる現場に遭遇。
個数はともかく、売れているのは間違いないようであった。

さらに一緒に入っていた商品。
これも重要であった。定番上段に展開していた2000円の商品である。

一気に7000円の買い物である。

これを
「そういう客層やねん。」
で済ますのが、うちの会社の人間だが、見た感じ普通の若いネェちゃんである。


このネェちゃんみたいなヒトを店に呼ばなければ、うちの未来は無いし、安売りの店とも戦いようが無い。
おそらく、このお客さんは、うちで言うところの
「2品3品買うヒトってのは、1500円のマスカラを買うようなヒト。」
的な客であると思われる。


・・・なんとかこの客層をゲット出来んもんか?

humigoro「何で売れんねん(笑)。うちの方が目立つところに置いてるぞ。」

薬剤師A子「ホントですね。何ででしょうね。」
humigoro「ラッピングの方法が間違ってるのか?もっとシンプルでイイんじゃないのか?」
薬剤師A子「アレはアレでイイと思いますけど・・・。」
humigoro「いや、モサモサさせたらアカンのとちゃうか?」


同じ値段で、同じ商品。けど、うちでは売れない。
この謎、だいたい理由はわかるんだが、それを実行するには店の作り自体を変える必要があるし、もっとうちの店のカリスマ度を上げないとイカン。


多分、この店に来るお客さんの予算は、5000円くらいはあるのだろうと思ったりする。
うちではもっと低いのだ。
ドラッグストアで5000円使おうという発想が無いと思われる。